富士ゼロックス東京は1月13日、フィールドエンジニアの移動手段の一部をバイクから電動アシスト自転車に切り替えたことにより、CO2排出量を累計で335トン削減したと発表した。
富士ゼロックスの地域販売・サービス会社である富士ゼロックス東京は1月13日、フィールドエンジニアの移動手段の一部をバイクから電動アシスト自転車に切り替えたことにより、CO2排出量を累計で335トン削減したと発表した。
富士ゼロックス東京は、2006年6月の道路交通法改正で路上バイク駐車の取り締まりが強化されたことに伴い、コンプライアンスの遵守や環境への配慮、生産性向上、健康増進などの観点から、同年4月から千代田区、港区、新宿区などで、営業拠点から直径2キロ以内の顧客を担当しているフィールドエンジニアの移動手段をバイクから電動アシスト自転車に順次切り替えを開始。
現在の電動アシスト自転車の導入台数は約550台、バイク数は約350 台減少して約240台となり、1カ月のガソリン使用量は2006年4月の3分の1に相当する約1800リットルに減少した。その結果、2009年末までにのべ約335トン相当のCO2排出量を削減できたという。また、電動アシスト自転車はバイクよりも小回りが利くため、依頼を受けてから顧客先に到着するまでの時間も、平均で10分前後短縮できたとしている。
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明治学院大学 経済学部准教授