IPAは、ベトナムソフトウェア協会(VINASA)とITスキル標準の展開に関する相互協力協定を締結した。
IPA(独立行政法人情報処理推進機構)は9月27日、ベトナム・ハノイを本拠地とするベトナムソフトウェア協会(VINASA)とITサービス産業の活性化と人材流動の促進を目的とし、ITスキル標準の展開に関する相互協力協定を締結したと発表した。日本の競争力強化を図るにあたり、IT分野の人材を国内外で確保する取り組みと位置付けている。
VINASAによるベトナム版ITスキル標準「VRS」の展開を背景に、ITスキル標準の推進に向けた情報交換や技術協力を進める。ベトナムのITサービス企業にVRSを普及させ、日本とベトナムのITサービス産業における共通基準を確立、ビジネスを推進の基盤にする考えだ。
日本とベトナムは、IT産業において協力関係を確立しつつある。IPAが5月に公開した「IT人材白書2010」においても、ベトナムは日本のオフショア開発先として発注件数で2位に入っている。
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早稲田大学商学学術院教授
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明治学院大学 経済学部准教授