東京の街の“ローカルエキスパート”が、仕事の合間に一息つけるスポットやイベントを紹介します。
アメリカを代表するデザート、アップルパイは、日本人にとっての味噌汁のように「おふくろの味」を連想させる食べ物として、アメリカでは多くの国民に愛されています。3月4日、アップルパイファンを歓喜させるであろうアップルパイ専門店、RINGOが池袋駅にオープンしました。
店に一歩足を踏み入れると、まず目に飛び込んでくるのはずらりと並んだアップルパイたち。しかし、これだけの量でありながらも、いずれも作り置きはされておらず、常に焼きたてを購入することができます。この提供方法ができるのは、店内にファクトリーを設けている同店ならではです。
こだわりは「焼きたて」という部分だけではありません。「焼き方」にこそこだわりが詰まっているのです。通常、カスタードクリームを入れるアップルパイの場合、甘く煮たリンゴとクリームをパイ生地に包んで一緒に焼き上げることが多いですが、同店では2回に分けてパイを焼きます。まずは、リンゴのみを入れて30分、その後、カスタードクリームを入れてさらに5分と、2回に分けて焼き上げることによって、パイの中にたっぷりのカスタードクリームを入れることに成功しました。
また、パイが焼き上がる様子を身近で見られるのも同店の魅力の一つ。タイミングが良ければオーブンからパイを取り出す様子を見たり、その際に店中が湯気に包まれる、なんていう普段の店ではなかなか体験できない場面に居合わせることもできます。
そもそも、札幌の人気洋菓子店きのとやで、30年間改良を重ねながら愛され続けてきたアップルパイをもとに開発されたという同アップルパイ。東京進出の前には、きのとや 白石本店と大丸札幌店でテスト販売をし、10000個を完売させた実力の持ち主でもあります。イートインスペースは設けられていないため店内で味わうことはできませんが、駅近なことや、焼きたてをさっと購入できるため、今後、手土産として利用する人も増えそうです。
詳しい情報は、こちらの記事「パイがずらりと並ぶ焼きたてアップルパイ専門店、池袋駅にオープン」で紹介しています。都内だけでも様々なアップルパイが提供されていますが、ぜひこの機会に札幌発のアップルパイも味わってみてください。
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明治学院大学 経済学部准教授