東京の街の“ローカルエキスパート”が、仕事の合間に一息つけるスポットやイベントを紹介します。
最近では「さくら前線」ならぬ「冷やし中華前線」が発表されるほど、日本の夏に欠かせない冷やし中華。ところが、いざ美味しい冷やし中華を食べようと思うと、夏季限定メニューのためか情報も少なく、どこで食べればよいのか迷ってしまうものです。「冷やし中華はじめました」の貼り紙を探して蒸し暑い東京の街をさまようことにならないよう、おすすめを紹介します。
神保町の老舗中華料理店、「揚子江菜館」(http://bit.ly/1sxfEWu)は冷やし中華発祥の店として知られています。1年中食べられる「五色涼拌麺(ごもくひやしそば)」(1510円)は、高く盛られた麺の周りを具材で飾り富士山を表現したビジュアルがインパクト大。チャーシュー、きゅうり、タケノコ、糸寒天はそれぞれ山の春夏秋冬を表し、錦糸卵は山頂に積もる雪をイメージしています。
冷やし中華を食べるのにこれほどぴったりのロケーションはあるのだろうかというほどレトロな外観の「栄屋ミルクホール」は、「冷やし中華」(950円)のルックスもなかなかのレトロっぷり。どっさりと盛られた細麺には甘いたれがしっかりからみ、濃いめの味付けのチャーシューも食べごたえがあります。
正統派冷やし中華ファンにはおすすめできないが、ぜひ紹介しておきたいのが、「千里眼」です。二郎インスパイア系のラーメン店らしく、「冷やし中華」(並盛り850円)も爽やかさ皆無だが、毎年これを食べられる夏を待ちわびるファンも多くいます。ごまベースの濃厚なタレにたっぷりの野菜が乗りボリュームもかなりあるので、食べきる自信がなければ、小盛りにしておきましょう。
「東京、冷やし中華10選」の特集では、発祥の店で食べる王道の味から、冷やし中華の定義を改めたくなる変わり種まで、この夏食べたい10皿を紹介しています。冷やし中華を食べて、夏のはじまりを感じてみてはいかがでしょう。
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明治学院大学 経済学部准教授