せんべいスタンドに通うタイムアウト東京のオススメ

東京の街の“ローカルエキスパート”が、仕事の合間に一息つけるスポットやイベントを紹介します。

» 2016年04月19日 08時00分 公開

 1804年創業の老舗の和菓子屋、松崎煎餅がのんびりとした空気の流れる松陰神社通り商店街にオープンしました。創業当初の「街のおせんべい屋さん」という存在に立ち戻り、また、松崎煎餅の和菓子をもっと多くの人に知ってもらおうという思いから、カフェスタイルの新業態としてこの街に出店したそう。

カフェスタイルの新業態

 店内に入ると、物販とカフェスペースに分かれており、カフェスペースでは、フードと甘味のメニューがあります。おすすすめは、料理研究家の稲垣晴代が主催するフードユニット「MOMOE」の1日15食限定のランチプレート。MOMOEの料理は、化学調味料を使わず、有機野菜を使用することにこだわり、見た目も鮮やかで美しいのが特徴です。「お惣菜7種盛り定食」は、野菜をふんだんに使い、素材本来の良さがいかされた繊細な味付けのプレートでした。

化学調味料を使わず、有機野菜を使用

 看板商品の瓦煎餅「三味胴(しゃみどう)」とコーヒーがセットになったメニューもあります。この一見意外な組み合わせの相性の良さは、副社長の松崎宗平が気に入っていることからメニューになりました。コーヒー豆は、スペシャリティコーヒーショップ「THE FIVE BEANS」のものを使用し、ハンドドリップで丁寧に淹れてくれます。

甘味も楽しめる

 そして、「地域密着」をひとつのテーマにしている同店では、子ども連れが多い同エリアの特性に配慮し、ベビーカーが通れるスロープの設置や、トイレのスペースを広くとるなどの工夫が施されています。また、親子で参加可能な瓦煎餅に絵付けをするワークショップなども今後開催し、地域との繋がりを深めていくようです。

 そのほか「松陰神社通り商店街に、カフェスタイルの松崎煎餅がオープン」の記事では豊富な写真とお店の魅力を伝えています。

著者プロフィール:タイムアウト東京 編集部

タイムアウト東京は、ロンドンを中心に、ニューヨーク、上海、クアラルンプール、テルアビブ、アムステルダム、シドニーなど、世界108都市39カ国に広がるメディア、タイムアウトの東京版です。「本当に素晴らしいものは、世界のどこであれ誰であれ感動を与えてくれる」という考えのもと、日本の優れたヒト・モノ・コト・コンテンツ・サービスを英語・日本語のバイリンガルで発信しています。


関連キーワード

東京 | カフェ | コーヒー | 料理 | 野菜 | 日本 | 和風 | ランチ | 惣菜


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ITmedia エグゼクティブのご案内

「ITmedia エグゼクティブは、上場企業および上場相当企業の課長職以上を対象とした無料の会員制サービスを中心に、経営者やリーダー層向けにさまざまな情報を発信しています。
入会いただくとメールマガジンの購読、経営に役立つ旬なテーマで開催しているセミナー、勉強会にも参加いただけます。
ぜひこの機会にお申し込みください。
入会希望の方は必要事項を記入の上申請ください。審査の上登録させていただきます。
【入会条件】上場企業および上場相当企業の課長職以上

アドバイザリーボード

根来龍之

早稲田大学商学学術院教授

根来龍之

小尾敏夫

早稲田大学大学院国際情報通信研究科教授

小尾敏夫

郡山史郎

株式会社CEAFOM 代表取締役社長

郡山史郎

西野弘

株式会社プロシード 代表取締役

西野弘

森田正隆

明治学院大学 経済学部准教授

森田正隆