東京の街の“ローカルエキスパート”が、仕事の合間に一息つけるスポットやイベントを紹介します。
梅雨が明け夏本番を迎えると、いよいよ各地で恒例の夏祭りが開催されます。七夕にはじまり、神社仏閣が賑わう朝顔市や風鈴市、子どもから大人まで楽しめる盆踊り、阿波踊り、エイサー、よさこい、サンバまで、毎週どこかでさまざまな祭りが開催されています。今年、東京近郊で開催される注目の夏祭りを紹介します。
毎年、阿佐ヶ谷神明宮境内で開催されるインドネシア、バリ島の祭典「阿佐ヶ谷バリ舞踊祭」。15周年の節目となる今年は、本場バリ島の舞踊家ほか、国内有数の踊り手、演奏者約100人が2日間にわたって20曲を披露します。2日目の最後の曲は、観客も踊り手として参加可能です。そのほかインドネシアの料理やビール、飲み物を販売する屋台もあり、境内はまさにバリ島の祭りさながらの雰囲気。厳かな能楽殿を舞台に繰り広げられる、エキゾチックな魅力とエネルギーに満ちた奉納イベントに駆けつけたいですね。
毎年40万人の人で賑わう「入谷朝顔まつり」が、今年も開催。入谷鬼子母神を中心に、120軒の朝顔業者と100軒の露店が言問通りに軒を連ねる、伝統ある市です。中国語で朝顔は「牽牛花(ケンギュウカ)」と書き、七夕の牽牛を意味することから、7月7日前後に開催されるようになりました。江戸時代末期から入谷では盛んに朝顔が栽培されるようになり、交配によって多くの「変わり咲き」が作られました。最盛期には1000種もの朝顔が開発され、珍しい朝顔を見ようと多くの人で賑わったと言われています。しかし植木屋の相次ぐ廃業により、大正時代にはその姿を消してしまいました。現在の朝顔市は、1950年(昭和25年)に地元有志と観光連盟の協力によって始まったもの。下町の活気と伝統を肌で感じに行きませんか。
川崎大師の夏の風物詩として親しまれている、「川崎大師風鈴市」。全国最大規模を誇る同市には、北海道から沖縄まで、全国47都道府県から、 900種類、 30000個の風鈴が集まります。なかでも、可愛らしいだるまが描かれた川崎大師オリジナルの「厄除だるま風鈴」は、毎年多くの人が買い求める人気アイテムです。数量限定の可愛らしい「厄除開運だるま風鈴守」も見逃せません。会場の一角には風鈴納め所が設置され、壊れたり古くなった風鈴を納めることもできます。
「東京、夏祭り2016」の記事を参考に、祭りを機に今まで訪れたことのない場所に出かけるというのもまた一興。東京の夏を思う存分満喫しませんか。
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