勝負の夜はタイ料理にするタイムアウト東京のオススメ

東京の街の“ローカルエキスパート”が、仕事の合間に一息つけるスポットやイベントを紹介します。

» 2017年09月05日 07時11分 公開

 屋台を思わせるこじぢんまりとした店内で味わうタイ料理も最高ですが、特別な日のディナーとしてタイ料理を楽しみたいのならば「ロングレイン」がおすすめ。本格的な味や見た目の美しさはもちろんのこと、恵比寿ガーデンプレイスタワー39階の店内からは東京の街を一望でき、ロケーションも完璧なのです。ここでは、8月26日に日本初上陸を果たした同店を、おすすめメニューとともに紹介します。

東京の街を一望

 まずはじめに、ロングレインについて簡単に説明しましょう。同店は銀座にあるギリシャ料理店、アポロのオーナー&ソムリエも務めるサム・クリスティが1999年にシドニーにオープンさせたタイ料理レストランです。なぜシドニーでタイ料理かというと、彼が10代後半にタイにバックパック旅行に出かけたことが大きく関係しています。旅行の際に初めてタイ料理を食べたそうなのですが、チリの辛さやパンチの効いた香りが印象深く、この経験が自身の故郷シドニーでタイ料理店を始めるきっかけになったとのこと。辛さ、甘み、酸味、塩気の4つを効かせた料理や、モダンなデザイン空間が高い注目を集め、現在ではすっかり人気店となりました。

日本では見かけることの少ないベテルリーフを使用

 同店の料理は本格的な食材を用いているのも特徴で、日本では見かけることの少ないベテルリーフを使用した「海老のベテルリーフ」は、ぜひ味わいたい一品。東南アジアではかむ嗜好(しこう)品として親しまれているベテルリーフには、口内の浄化や、腸の運動を促す効果があるそうです。ピーナッツソースなどがかかったエビをベテルリーフで包んで、一口で味わいましょう。

大ぶりでプリプリのエビ入り

 タイ料理といえば、グリーンカレーも外せませんね。「エビのグリーンカレー」は、オリジナルブレンドのカレーペーストにココナツミルクとチキンブイヨンを加えた一品。大ぶりでプリプリのエビが乗っており、魚介のうまみもしっかりと感じられます。同店で提供されているレッドカレーやイエローカレーよりも辛いとされていますが、ココナッツミルクのまろやかさもあり後を引く辛さです。

 また、店内には景色を堪能できる窓際の完全個室と、調理風景が見える小窓の付いた2つの個室が用意されています。開放的なフロアでの食事も良いのですが、打ち上げや女子会などの際に個室が利用できるのはうれしいところです。

 その他の詳しい情報は「シドニー発のタイ料理レストラン、ロングレインが日本初上陸」で紹介しています。恵比寿には数々のデートスポットがありますが、同店もめでたくその仲間入りを果たしたと言って良いでしょう。美しく本格的な料理に、最高の眺め。特にディナータイムは東京の夜景がきれいに見えるので、勝負の夜にぜひ足を運んでみてください。

著者プロフィール:タイムアウト東京 編集部

タイムアウト東京は、ロンドンを中心に、ニューヨーク、上海、クアラルンプール、テルアビブ、アムステルダム、シドニーなど、世界108都市39カ国に広がるメディア、タイムアウトの東京版です。「本当に素晴らしいものは、世界のどこであれ誰であれ感動を与えてくれる」という考えの下、日本の優れたヒト、モノ、コト、コンテンツ、サービスを英語・日本語のバイリンガルで発信しています。


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