東京の街の“ローカルエキスパート”が、仕事の合間に一息つけるスポットやイベントを紹介します。
ハラルメニューを提供する日本食レストランが増え、東京でもハラルが浸透しつつあります。輸入食品に頼らずとも、ラーメンや焼肉、御膳など、日本食のハラルフードを楽しめる時代が到来したのです。ここでは、ハラル認証を受けた素材を使ったメニューを提供しているレストランを厳選して紹介します。
まずは、「江戸料理 西麻布ひで」を紹介します。江戸時代にタイムスリップしたかのような、洗練を極めた情緒あふれる同店は、新設の日本エミレーツハラルセンターから最初にハラルの認定を受けたレストラン。コースは「しゃぶすき」、「季節のおばんざい」、「朝獲れ魚のおつくり」、「天ぷら」を含む8品からなる「しゃぶすきコース」と、土鍋で炊いた日本でも最高ランクの「コシヒカリ」 が食べられる「粋酔(いきよい)コース」の2つから選ぶことができます。ディナーは8000円からと決して安いとは言えませんが、見た目も味も素晴らしい料理ばかりなので、きっと心に残る食体験ができることでしょう。
大阪発、ハラル対応のラーメン屋である「帆のる 恵比寿」では、「パクチー麺」を味わってみましょう。一見すると大量の緑の葉と花型に切り抜かれたニンジン一切れが丼ぶりいっぱいに盛られているだけですが、この森のようなパクチーの下にはスープ、麺、そしてトッピングが隠れています。パクチーの風味が加わった鶏白湯スープからは、かすかに東南アジアの雰囲気も。パクチー好きにもたまらない一杯ですね。また、サイドメニューの鶏肉と豆腐でできた日光軒の「ハラル餃子」の注文もお忘れなく。
最後は、錦糸町駅から徒歩3分ほどのところに店を構える 「東京穆斯林飯店(トーキョームスリムハンテン)」を紹介します。同店では、工夫を凝らしたハラル対応の中華料理を提供しており、ハラル認証された牛ひき肉のみを使った「麻婆豆腐」は特に絶品です。また、クミンと唐辛子をたっぷり効かせた「ラム肉串」や、「羊肉の水餃子」もぜひ試してみてほしいメニュー。まるで中国の新疆ウイグル自治区のカシュガルか陝西省(せんせいしょう)の西安にいるような気分に浸れるはずです。
そのほかの詳しい情報は、「東京、ハラルレストラン10選」で紹介しています。海外からムスリムの友人を迎えるとき、はたまたハラル文化を学びたいというときにぜひ役立ててみてください。
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