コーヒーは豆から選ぶタイムアウト東京のオススメ

東京の街の“ローカルエキスパート”が、仕事の合間に一息つけるスポットやイベントを紹介します。

» 2017年02月14日 07時14分 公開

 2015年末に建物の老朽化で惜しまれつつも閉店したOmotesando Koffee。2017年1月27日に、再び同じ場所でショップをオープンしました。新しいショップは「Koffee Mameya」、コーヒー豆の専門店です。

豆の専門店をオープン

 Omotesando Koffeeと同じこの場所で、なぜ今度はドリンクではなく豆の専門店をオープンすることに決めたのか、オーナーの國友さんに話を聞きました。「Omotesando Koffeeは建物の老朽化で閉店しましたが、同じ場所でまたお店をオープンできることになりました。今まではお店に来てもらってバリスタとして美味しいドリンクを出すのが仕事でしたが、次は家で飲むコーヒーの質を上げるためにバリスタとして何ができるかと考えているんです」

最もこだわっているのが、ロースター

 コーヒー豆は常時15〜20種類ほどで、すべて150グラムで販売します。価格はそれぞれ1200円〜4000円ほど。コーヒー豆に関して最もこだわっているのが、ロースターです。国内外にあるそれぞれ違った個性をもつ5つのロースターの豆を扱い、名古屋のボンタインコーヒーや京都の小川珈琲、福岡の豆香洞コーヒーのほか、オーストラリアのメルボルンと香港からも1社ずつ選んだそうです。

 國友さんは「自分で焙煎をすることはしません。焙煎はプロであるロースターがやったほうがいい。あくまでもバリスタとして何ができるかを考えて、私たちはロースターとお客様をつなぐことを目指したいんです。ロースターがいい豆を生産地に赴いて探しているように、バリスタとしてはよいロースターを世界中から探したい。そして、コーヒー豆を一番美味しい状態のドリンクにするプロであるバリスタは、どんな豆がその人の好きな味を出せるのか、どういう淹れ方をするのがよいのかをお客様に伝えるのが仕事だと思っています」と話してくれました。

 「Omotesando Koffeeが、コーヒー豆専門店のKoffee Mameyaをオープン」の記事では、さらにお店の様子を紹介しています。家で淹れるコーヒーにもさらにこだわってみてはいかがでしょうか?

著者プロフィール:タイムアウト東京 編集部

タイムアウト東京は、ロンドンを中心に、ニューヨーク、上海、クアラルンプール、テルアビブ、アムステルダム、シドニーなど、世界108都市39カ国に広がるメディア、タイムアウトの東京版です。「本当に素晴らしいものは、世界のどこであれ誰であれ感動を与えてくれる」という考えのもと、日本の優れたヒト・モノ・コト・コンテンツ・サービスを英語・日本語のバイリンガルで発信しています。


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