東京の街の“ローカルエキスパート”が、仕事の合間に一息つけるスポットやイベントを紹介します。
屋外でお酒を飲むのに気持ちが良い季節がやってきました。テラス席で夜景を眺めながらカクテルを味わえるラグジュアリーなバーから、秘密基地のような隠れた名店まで、東京にはさまざまなルーフトップバーがあります。ここでは、都心の屋上でぜいたくな気分に浸れるバーを厳選して紹介します。
「TWO ROOMS グリル バー」は青山の商業施設、Aoの5階にあるレストランバーです。ウッドとレザーで仕上げられた店内は、上品でスタイリッシュ。天気の良い昼間には、テラス席から富士山まで見通すことができます。ワインセラーには、ヨーロッパ、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ、アメリカなど、世界各地から厳選した1800本以上のワインがそろっているので、とことんぜいたくな時間を過ごすことができるでしょう。
三軒茶屋の飲食店が立ち並ぶ迷宮、三角地帯の一角にある「a-bridge」。インテリアがセンス良く配置されており、暖かく落ち着ける雰囲気です。また、夕方に訪れれば、テラス席から美しい夕日を眺めることもできます。また、ボリューム満点の「ハッシュ・ド・ポーク・ライス」や「チキンカリーライス」など、フードメニューが充実しているのもうれしいところです。店に集うアーティストのライブやDJイベントも不定期に行われているので、にぎやかな空間でお酒を楽しみたいときにもおすすめです。
「bar six」は、浅草寺のすぐ東側に位置するアミューズ・ミュージアムの6階にあるバー。18時からオープンしており、屋上テラス席から眺めるライトアップされた浅草寺は格別です。オリジナルカクテルの「浅草モヒート」は、浅草散策後のクールダウンにぴったりな1杯です。
そのほか「東京、ルーフトップバー10選」では、代官山のメキシコ料理店やタバコ屋の屋上にある隠れ家バーなど、これからの季節にぜひ訪ねてほしい10軒のルーフトップバーを紹介しています。日々の騒々しさから逃れ、落ち着いた一夜を屋上で過ごしてみてはいかがでしょう。
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明治学院大学 経済学部准教授