井筒屋、店舗間の情報格差解消に社内SNSを活用

井筒屋は売場ごとに偏在しがちな情報を共有するため、SNSを活用する。店舗間の情報格差の解消や、催事・イベントアイデアを共有し、充実を図る。

» 2007年12月11日 19時45分 公開
[ITmedia]

 百貨店大手の井筒屋は、売場担当者やバイヤーなどのコミュニケーション促進に向け、社内にSNSを導入した。

 社内の従業員だけでだけでなくバイヤーやテナント出店者も参加し、売場ごとに偏在しがちな情報をSNSで共有して、店舗間の情報格差を解消する。また、シフト勤務によって時間ことに断絶しがちなコミュニケーションをSNSでつなぎ、接客技術の向上や催事やイベントアイデアを共有して、充実を図る。

 Beat Communicationが提供するSNSパッケージを採用した。

 井筒屋経営戦略室マネジャーの進雄二氏は「小売業においては、顧客のニーズにいち早く対応し、品揃え・サービスを充実させることが競争力の源泉となる。シフト勤務制のため直接的なコミュニケーションには限界があるが、社内SNS通じてその壁を取り除きたい」としている。

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