社員同士のチームワークやコミュニケーションの強化を目指し、人気ドラマを使った研修プログラムが登場した。
野村総合研究所(NRI)とフジテレビジョンは4月14日、テレビドラマを題材に企業や官公庁の組織力強化を図るワークショップサービス「Dramatic Dialogue」を発表した。5月から提供を開始する。
新サービスは、テレビドラマの視聴を通じた共通の疑似体験が参加者の相互理解や信頼関係を構築し、チームビルディングの促進につなげるというもの。エンターテインメント性のあるドラマを使うことで、客観的な意見交換や深い対話を実現する考えだ。
第1弾のプログラムは、1995年放送の「王様のレストラン」を主題にした「チーム・ビルディング@王様のレストラン」。フジテレビのライツ開発部企画担当部長の高橋松徳氏は「同ドラマは放送から10年以上経過しているが、テーマが普遍的であること、リアルな人間関係やストーリーが克明に描かれていることなどが評価された」としている。
これまでNRIは、さまざまなテーマのコンサルティングサービスを通じて、組織内のチームビルディングを行ってきた。日本の企業や官公庁などの組織でチームワークの源泉となる共通経験が年々減少しており、今ではチームビルディング自体が企業の主要な経営課題となっているという。
NRIは今後、企業の経営陣、部門横断チーム、店舗スタッフを対象に同様のサービスを展開していく。
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早稲田大学商学学術院教授
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明治学院大学 経済学部准教授