DVDレンタルチェーンの最大手であるTSUTAYAをはじめとするカルチュア・コンビニエンス・クラブグループは、新システム導入で人事管理面を強化する。
TSUTAYAなどの母体となるカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)グループは、社員の勤務状況を一元管理するシステムを採用し業務の効率化を図る。システムを提供した日立システムアンドサービスが4月10日に発表した。今春をめどにTSUTAYAならびに一部グループ会社の社員約1500名に適用される。
CCCグループが新たに導入したのは就業管理システム「リシテアJob」。グループ会社や職種ごとに異なる勤務形態や就業規則に合わせたカスタマイズが可能で、会社間での勤務管理情報の連携が強化された。労働時間や休暇区分などの入力は選択式であるため登録作業も容易になった。
これにより、異動手続きなどの権限を各グループ会社の人事部へ委譲できるようになり、CCCグループ全体の人事戦略立案や勤務管理集計などを担当するCCCキャスティングの作業負担が削減した。
従業員管理のパッケージ製品「リシテアシリーズ」は、Jobのほか、工数管理の「Cost」、旅費申請の「Travel」、汎用ワークフローの「Flow」のシステムと、人材育成をサポートする「Career」で構成される。現在600社の導入実績を持つ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
「ITmedia エグゼクティブは、上場企業および上場相当企業の課長職以上を対象とした無料の会員制サービスを中心に、経営者やリーダー層向けにさまざまな情報を発信しています。
入会いただくとメールマガジンの購読、経営に役立つ旬なテーマで開催しているセミナー、勉強会にも参加いただけます。
ぜひこの機会にお申し込みください。
入会希望の方は必要事項を記入の上申請ください。審査の上登録させていただきます。
【入会条件】上場企業および上場相当企業の課長職以上
早稲田大学商学学術院教授
早稲田大学大学院国際情報通信研究科教授
株式会社CEAFOM 代表取締役社長
株式会社プロシード 代表取締役
明治学院大学 経済学部准教授