紀ノ国屋は、タッチパネル式のPOS端末と自動釣り銭機を連動させたPOSシステムを構築した。店舗サーバも連携させ、現金を一元管理する。
紀ノ国屋はPOSレジシステムを刷新し、POS端末と自動釣り銭機が連動したシステムを構築した。釣り銭の計算間違いの抑止やレジ操作速度の向上が狙い。現在、吉祥寺店、等々力店、インターナショナル(青山)店で稼働している。システムの構築、保守を担当するNECが2月23日に発表した。
新システムには、NECの流通業向けPOSシステム「DCMSTORE-POS」を採用。POS端末のタッチパネルから自動釣り銭機を操作し、入金のキャンセル処理や両替、領収書の発行などができる。タッチパネルに次の操作の指示や操作のエラーを知らせるメッセージを表示する機能や、賞味期限が切れた商品や年齢制限のある商品の場合にポップアップでレジ担当者に知らせる機能を持つ。
店舗内のサーバとPOSシステムを連携させて現金を一元管理する。釣り銭不足などの場合、店舗サーバ上で自動的に警告を表示する。釣り銭機にトラブルが発生した場合、POS画面でトラブルシューティングができる機能も持つ。今後、紀ノ国屋各店に順次展開していく。
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早稲田大学商学学術院教授
早稲田大学大学院国際情報通信研究科教授
株式会社CEAFOM 代表取締役社長
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明治学院大学 経済学部准教授