もう1つ勉強法を紹介すると、メモの取り方があります。情報を整理するのにメモを取ることはとても重要なことです。メモの目的は忘れないようにしたり、後で議事録にしたりするためです。
そうだとすると、メモを書く紙は大きいほうが書きやすいし、分かりやすいだろうというのがわたしの考えです。紙が大きいとそれだけ情報の記録スペースが大きいわけですから、後で情報をまとめる際にやりやすくなります。同じ走り書きでも、大きな字で書き込めますからゆとりを持つことができます。きれいな字で書くことが一番良いのですが、急に改善できるものではありません。
しかし、字を大きく書くことは、書くスペースに余裕があればすぐにできることです。そして、追加で書き込んだり、思いついたキーワードやアイデアをメモと同時にまとめたりできるのも紙のサイズが大きいことのメリットです。
事実、わたしの周りにいる社長の中でも、高いパフォーマンスをたたき出している人で小さなメモ帳を使っている人はまずいません。
付け加えると、分かりやすく情報を整理するためにサインペンを使っています。いろいろ試した結果、大きい紙にサインペンという組み合わせが本来の分かりやすく残すという目的にはちょうどいいと感じています。
この他にも時間の使い方や目標設定の強化方法、実践的なアウトプット方法など社長には効率を上げて成果も出すことが求められます。勉強上手のスキルを活用して、知識と実践のスキルアップに役立てるには、一流のスポーツ選手が基礎運動を怠らないように「分かっている」「できている」ことを何度でも復習する姿勢が大事なのです。
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ドクターシーラボ社長、ネットプライス社長を歴任。現在、株式会社パジャ・ポス代表取締役マーケティングコンサルティング、リレーションコンサルティング、箱セミナー、すごい会議ファシリテーターを行っている。1965年神戸市生まれ。ノンバンクに勤務の後、海外ホテルマネージメント、医療系マーケティング会社、生命保険営業で全国トップクラスの実績を作る。その後、通販ビジネスに経営参画する。著書に「年商3億円を120億円に変える仕事術」(大和書房)など。セミナー、講演、メディア出演多数。
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早稲田大学商学学術院教授
早稲田大学大学院国際情報通信研究科教授
株式会社CEAFOM 代表取締役社長
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明治学院大学 経済学部准教授