4. コミュニケーション能力
『コミュニケーションは、チームを作る上で必要不可欠な要素です。コミュニケーションがなければチームは成長を維持できませんし、成功もできません。チームメンバーはできる限り、率直なコミュニケーションを取り合う必要があります。例えば、チーム内で問題が発生した時、速やかにメンバーで問題を共有し、解決しなければなりません。そういった場合、メンバー同士の緊迫した人間関係により注意を払い、悪化させないことが大切です。またチームの業務が複雑になるにつれ、書面での指示や優先順位を設定することが重要になってきます。つまりメンバー全員が職務を理解し、記憶する必要があるのです。そのため、アメリカンフットボールにはプレーブック(戦術書)、そしてビジネスには契約書があるのです』
自分の意図することがメンバーに伝わり、また逆にメンバー同士の意図を相互に把握するコミュニケーション能力こそが、チーム運営にとって、非常に重要であるということなのです。
5. 能力
『チーム全体は、素晴らしい業績を達成するため献身的に取り組まなければなりません。メンバーは普段から意識的に、平均的な結果に満足しないようにしなければなりません。個人の水準を上げると同時に、メンバー同士協力し、並外れた業務に取り組まなければなりません。よって、メンバーはそれぞれに自分の得意分野を構築する必要性があります』
チームでの活動であっても、結果に満足することなく、常に自分の能力を磨かねばチームには貢献できません。そのためには、自分のキャパシティを広げるような厳しい業務にも積極的に取り組んだほうが個々の成長は早いものです。
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早稲田大学商学学術院教授
早稲田大学大学院国際情報通信研究科教授
株式会社CEAFOM 代表取締役社長
株式会社プロシード 代表取締役
明治学院大学 経済学部准教授