7. 規律
『規律は、本人が望んでいようといまいと、人生において要求される、物事を行う能力を洗練するためのものです。そして、チームメンバーは次の3つの分野で規律を持たなければなりません。
ゾンビのように生活を送ってはいけません。劇作家であるジョージ・バーナード・ショーは「年に2、3回以上考える人間はほとんどいない。わたしは週に1、2回考える人間として国際的名声を得た」と語っています。
自制心を得るために努力する事が必要です。ボビー・ジョーンズはゴルフの天才でしたが、14歳で国内試合に優勝した後、負けてしまい、その後、平常心を保てなくなってしまいました。ジョーンズはゴルフクラブを投げ飛ばしたこともあり、「club thrower(クラブ投げ選手)」というあだ名まで付けられました。そのため、コーチはジョーンズに、アンガーマネジメント1に取り組むよう勧めました。このおかげでジョーンズは規律を養い、その結果連続して試合に勝つようになりました。21歳になるころには、前例にないチャンピオンへの道を進むほどになったのです。
必要な行動を取る時は、その行動に対して責任を取る事が必要です。自分の行動に責任を持つという規律を持つことで、行動に対する自らの姿勢が変わってくるのです』
規律とはチーム内のスタンダードであり、同時に自らを高めるものでもあります。規律を中心に行動すると、メンバーが一つにまとまって、チームが活躍できるようになります。逆に言うと、規律がなければチームはまとまらないでしょう。
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この本の詳細
経営コンサルタント(ビジネスモデルコンサルタント・セールスコピーライター)。経営コンサルタントとして、上場企業から個人プロフェッショナルまで、420社以上(1400案件以上)の企業経営を支援。特に集客モデルの構築とビジネスモデルプロデュースを得意とする。またセールスコピーライターという肩書も持ち、そのライティングスキルを生かしたマーケティング施策は、多くの企業を「高収益企業」へと変貌させてきた。
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早稲田大学商学学術院教授
早稲田大学大学院国際情報通信研究科教授
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明治学院大学 経済学部准教授