痺れる激辛麻婆豆腐でぽかぽかにタイムアウト東京のオススメ

東京の街の“ローカルエキスパート”が、仕事の合間に一息つけるスポットやイベントを紹介します。

» 2012年01月31日 08時00分 公開
[東谷彰子(タイムアウト東京),ITmedia]

 体の中からぽかぽかと温まりたいと、スパイス多めの食事を求めてしまう今日この頃です。

 今日は、激辛麻婆豆腐をピックアップします。タイムアウト東京の薦めは、甘みのあるタイプではなく、本場四川で味わえる、旨みのある挽き肉、唐辛子、豆板醤、そして花椒(ホワジャオ:山椒の一種)が一体になった、麻(マァ:痺れ)と辣(ラァ:辛さ)が同時に味わえるものです。

 まずは、原宿の一角、地下1階にひっそりとたたずむ中華料理店「東坡(トンポー)」の名物、激辛の四川風麻婆豆腐。これほど花椒のきいた麻婆豆腐には、東京ではなかなか出会えないでしょう。お皿から溢れる見た目もインパクトがありますが、香りも味も強烈です。麻(マァ)に比べ、辣(ラァ)はさほど強くないので、舌の痛みが尾を引くようなことはありませんが、最初の痺れを超えれば、しっかりとした旨味も味わえます。

 そして、日暮里駅から谷中銀座に向かう途中の階段、夕やけだんだんの手前にあり、夕方になるとオープンする小さな定食屋、「深せん」。麻婆豆腐飯(四川風激辛麻婆)、羊肉飯(ジンギスカン風)、日替わりなどのメニューを安価で提供しています。麻婆豆腐飯(四川風激辛麻婆)は、ご飯の上にたっぷりと四川風激辛麻婆がかかっており、その辛さは、青唐辛子と大量にふりかけたられた花椒によるもの。麻(マァ:痺れ)では東坡に及びませんが、辣(ラァ:辛さ)が効いています。チンタオビールの黒が置いてありますので、ぜひ一緒にどうぞ。

 タイムアウトバジェット:深せんの麻婆豆腐飯(四川風激辛麻婆)800円、東坡の四川風麻婆豆腐2500円

 中華料理は、大勢で囲んでたくさんの品数を食べると楽しいですよね。ぜひ、お仕事仲間、ご家族とお出かけください。上記にピックアップした店以外にも、こちらのページには激辛の店を取り揃えています。

著者プロフィール:タイムアウト東京 コンテンツ・ディレクター 東谷彰子

タイムアウト東京は、ロンドンを中心に、ニューヨーク、上海、クアラルンプール、テルアビブ、アムステルダム、シドニーなど、世界35都市に広がるメディア、タイムアウトの東京版です。「本当に素晴らしいものは、世界のどこであれ誰であれ感動を与えてくれる」という考えのもと、日本の優れたヒト・モノ・コト・コンテンツ・サービスを英語・日本語のバイリンガルで発信しています。


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ITmedia エグゼクティブのご案内

「ITmedia エグゼクティブは、上場企業および上場相当企業の課長職以上を対象とした無料の会員制サービスを中心に、経営者やリーダー層向けにさまざまな情報を発信しています。
入会いただくとメールマガジンの購読、経営に役立つ旬なテーマで開催しているセミナー、勉強会にも参加いただけます。
ぜひこの機会にお申し込みください。
入会希望の方は必要事項を記入の上申請ください。審査の上登録させていただきます。
【入会条件】上場企業および上場相当企業の課長職以上

アドバイザリーボード

根来龍之

早稲田大学商学学術院教授

根来龍之

小尾敏夫

早稲田大学大学院国際情報通信研究科教授

小尾敏夫

郡山史郎

株式会社CEAFOM 代表取締役社長

郡山史郎

西野弘

株式会社プロシード 代表取締役

西野弘

森田正隆

明治学院大学 経済学部准教授

森田正隆