毎日運動をして食事に気をつけて十分な睡眠をとりましょう。そんなことができれば苦労はない、と思っている忙しい人にこそ知ってほしい抜け道がある。
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仕事も波に乗ってきてこれからという時、病気は突然やってきます。あなたの周りでも、せっかくの時に「痛風、糖尿病で通院を余儀なくされた」しまいには「突然ガンを宣告された」そんな人はいないでしょうか。医療現場にいるとそうやって第一線を退く人を多く見てきます。とても優秀だっただけにもったいない事です。
そうはいっても節制するのは難しい。「毎日運動をして食事に気をつけて十分な睡眠をとりましょう」そんなことができれば苦労はしません。仕事に追われて時間もない。付き合いで酒やたばこがつきものの事もあります。ではそんな場合はどうしようもないか? というと実は抜け道はあるのです。忙しい人にこそ知ってもらいたい抜け道をさらっと医者とおばさんの会話形式で笑って、楽しく読めるように作ったのがこの本「本当は医者として教えたくないズルい健康法」(著者:平松類・おかのきんや)です。
「血圧が高めなので塩分を控えてください」そう言われるけれどもラーメンの汁は魅惑的です。ずるずるっと飲み干したい。塩分を取ることで血圧が上がるのは知られています。それは塩分によるナトリウムが体に入ることによって起こります。そこで塩分をとっても血圧を上げにくくする方法があります。
水分を取れば塩分はながれるのでは? と勘違いする人がいますが水分をとっても塩分は排出されません。排出をしてくれるのはカリウムです。カリウムはナトリウムの排泄を促進してくれるので血圧の上昇を抑えてくれます。ではどのようなものを食べるべきなのか? カリウムが含まれている「にら、にんにく、バナナ」がお勧めです。あなたと一緒にラーメンを食べに行った同僚、汁まで飲んでいても実はニンニクやニラをとって食後にバナナを食べているかもしれません。
痛風にビールは厳禁。そう思って焼酎を飲んでいる人がいます。「とりあえずビール」とみんなが頼む中「俺、痛風だから焼酎で」といって場の空気を壊してしまうのも考え物です。
ビールはプリン体が他のお酒に比べると多く含まれています。プリン体が痛風の原因になるのでビールを避けているのです。けれどもビールは大瓶1本でプリン体20ミリグラム程度、一日のプリン体摂取基準は400ミリグラムといわれています。ですからあまり影響はありません。むしろ注意が必要なのは白子、100グラムで300ミリグラム程度のプリン体を含んでいるので食べ過ぎに注意です。またビールを飲むとお腹がでる「ビール腹」というのも迷信。ビールをよく飲んで食べ過ぎて運動しないと太るのでお腹がでるだけでビールが悪者ではないのです。
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早稲田大学商学学術院教授
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明治学院大学 経済学部准教授