ホテルで遊ぶ：タイムアウト東京のオススメ

[タイムアウト東京，ITmedia]

　公園通りの渋谷パルコ パート2跡に「ホテル コエ トウキョウ」がオープンしました。全面ガラス張りの建物は、1階がロビーフロアで2階がショップ、3階が客室とラウンジになっています。渋谷のど真ん中に宿泊できるとあって、注目のホテルになりそうです。ここでは、客室部分や、泊まらなくても楽しめるパブリックスペース、ショップなどについてレポートします。

シンプルでスタイリッシュな客室

　まずは、宿泊フロアを見てみましょう。客室は全10室で、サイズが違う「S」「M」「L」「XL」の4種類です。シンプルでスタイリッシュな客室には、部屋のコンセプトとなる「茶室」の要素がふんだんにちりばめられています。一番大きな部屋は、100平方メートルで定員4人の「XL」。ベッド以外に小上がりがある、ぜいたくな作りとなっています。公園通りに面したガラスの向こうには渋谷らしい光景が広がり、茶室をイメージした客室とのコントラストも感じられます。

　値段は、Sが1泊1部屋あたり3万6000円〜、Mが8万5000円〜、Lが11万円〜、XLが25万円〜で、消費税、サービス税10パーセントは別となっています。宿泊料金には、朝食とラウンジ使用料も含まれており、朝食は7時30分〜11時の間、パンビュッフェとドリンクバーが楽しめます。

宿泊客でなくても楽しめる

　また、宿泊客でなくても楽しめるパブリックスペースが充実しているのも、同ホテルの特徴といえます。1階のブレッド＆ダイニング「koe lobby」（コエ ロビー）は代官山のフレンチレストランAtaのシェフ、掛川哲司がプロデュースしました。朝食、ランチ、ティータイム、ディナーなど各シーンに対応します。

21〜23時は無人営業

　同じく1階にあるイベントスペースでは、音楽イベントなどを行います。週末を中心にDJイベントを、年に数回は大きなライブを行う予定だそうです。音楽プロデューサーを務めるのはMAISON KITSUNEの黒木理也で、イベントだけでなく施設内のBGMのディレクションも行っています。2階は、アパレルや雑貨を扱うショップ、koe 渋谷店として営業。特徴は、深夜まで買い物できることです。21〜23時は無人営業となり、セルフレジで、クレジットカードで決済する方法で商品を購入することができます。

　その他の詳しい情報は「泊まらなくても行きたいホテル。渋谷にオープンしたコエ トウキョウをレポート」で紹介しています。渋谷公園通りは再開発中で、パルコが一時閉館中。昨年はGAPが閉店、apple storeが一時閉店しました。しばらく寂しい姿に感じられましたが、ホテル コエ トウキョウのオープンで公園通りが再び盛り上がりそうです。

著者プロフィール：タイムアウト東京 編集部

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