まずは、CEOに相談してみましょう。どうすればリーダーシップスキルを向上できるのか、具体的な説明を求めてみるのです。次に、自己分析を行います。その際には、リーダーシップの最大の条件と言える次の3点に注目してください。「必要なことを明確に伝える能力」「部下の才能を引き出す能力」、そして「変更管理の能力」です。
その次は、リーダーシップスキルを持った人物として尊敬できる相手を見つけてください(それが、あなたの今のCEOであれば理想的です)。そして、その人物を手本とするのです。何か実践的なヒントを得られるよう、その人物と直接会って話を聞かせてもらいましょう。
また、上述したリーダーシップの3つの主要条件については、毎月そのいずれか1つに関して何かしら新しいスキルを学ぶなり、実践してみるなりしてください。リーダーシップに関するクラスを受講してみたり、セミナーに参加してみたりするのもいいでしょう。
直属の部下たちがあなたのリーダーシップスキルをどう評価しているかを知るために、まずは「360度査定」を実施しましょう。そして、いったん方針が定まったら、自分の潜在的なリーダーシップスキルを引き出せるような何かを毎日継続的に続けるようにしてください。
陳腐なアドバイスに聞こえるかもしれませんが、リーダーシップに関する良書に目を通す時間を毎日作るようにしましょう。そして、自らに具体的な課題を課し、毎月その達成状況を確認することで、リーダーシップスキルを1つずつ着実に積み重ねていけるようにしてください。
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早稲田大学商学学術院教授
早稲田大学大学院国際情報通信研究科教授
株式会社CEAFOM 代表取締役社長
株式会社プロシード 代表取締役
明治学院大学 経済学部准教授