『企業は、チームメンバーに期待する態度、取り組み、業務習慣を明確にしていることがよくあります。どのような表現を使っていても、通常、次のような4つの精神的習慣を期待しています』
高業績を出すチームのメンバーは、以下の4点に留意しなければなりません。
1. 取締役会に出席しているつもりになって業務に取り組む
当たり前の事ですが、ただ単に時間を費やしただけでは優れたチームは作れません。自分の業務がどのようにチーム、ビジネスユニットそして組織に貢献するのか、理解している必要があります。
2. チームの成功のために与えられた以上の仕事をする
職務記述書に書かれたことだけに制限してはいけません。たとえ自分の役割の外側でチームが動いていても、チームに貢献できる全てのことをやりましょう。
3. 個人の責任能力を受け入れ、求める
自分の業務に責任を持つだけでなく、自分が管理している部下や共に働いている仲間などにも個人の責任を持つよう求めて下さい。全ての人間があらゆるレベルで個人責任を持つ必要があります。
4. 困難な状況を、新しく有意義な状況として捉える
コーチングを受け入れ、成長に向け努力し、新しいスキルを求め、良い意味で周りに影響を与えて下さい。自分の行動が、仲間との仕事の仕方、および仲間と共に達成できる目標に影響を与えることを理解するよう努めて下さい。
常に“その他大勢”ではなく、責任者である心構えで各人が考え、行動すること。役割以外のことにも意欲的にチャレンジすること。チームの各人が対等の立場で責任を持ち、実行すること。互いに刺激しあい、切磋琢磨できる環境に努めることが求められます。
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この本の詳細
経営コンサルタント(ビジネスモデルコンサルタント・セールスコピーライター)。経営コンサルタントとして、上場企業から個人プロフェッショナルまで、420社以上(1400案件以上)の企業経営を支援。特に集客モデルの構築とビジネスモデルプロデュースを得意とする。またセールスコピーライターという肩書も持ち、そのライティングスキルを生かしたマーケティング施策は、多くの企業を「高収益企業」へと変貌させてきた。
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早稲田大学商学学術院教授
早稲田大学大学院国際情報通信研究科教授
株式会社CEAFOM 代表取締役社長
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明治学院大学 経済学部准教授