米情報誌「TIME」は4月18日(現地時間)、2004年から毎年発表している「世界で最も影響力のある100人のリスト」の2012年版を公開した。IT業界からは米Appleのティム・クックCEOやNetscape創業者として知られるマーク・アンドリーセン氏が選ばれたが、米Facebookのマーク・ザッカーバーグCEOや米Googleのエリック・シュミット会長、ラリー・ペイジCEOの名前はない。
「TIME 100」と名付けられたこのランキングは、「われわれをインスパイアし、楽しませ、問題を提起し、世界を変える開拓者や重要人物、指導者」を選ぶというものだ。2011年版では、ザッカーバーグ氏とペイジ氏も選ばれていた。今回はリストにないが、オプラ・ウィンフリー氏のように何度もリストに入る人物もいる。米大統領のバラク・オバマ氏は昨年に続いて2回連続で選ばれた。
IT業界からは他に、Facebookのシェリル・サンドバーグCOO(最高運営責任者)、米ブログメディアMashableのピート・カシモア氏、ハッカー集団の「Anonymous」などが選ばれた。Appleのスティーブ・ジョブズ氏の伝記を執筆したウォルター・アイザックソン氏もリストに入った。
リストの人名をクリックすると各人物評が表示される。ティム・クック氏についてはAppleの取締役を務めるアル・ゴア氏が書いており、「スティーブ・ジョブズ氏のような偉大なCEOの後を継ぐのは非常に難しいことだが、ティム・クックは少しもひるまずに」「既にApple全体に自身のリーダーシップを浸透させた」と評している。
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