東京の街の“ローカルエキスパート”が、仕事の合間に一息つけるスポットやイベントを紹介します。
杉並から武蔵野や練馬エリアをつなぐターミナル駅、荻窪北口。駅ビルのタウンセブンやルミネなどもあり、住民にとってもショッピングの拠点になっています。駅前だけでも十分に事足りてしまいますが、せっかくならばもう一歩深く、この街を歩いてみてください。本場のフレンチやエスニックを堪能できるレストラン、ハチミツ専門店 ラベイユのパティスリー、トップアスリートもトレーニングするクライミングジムや卓球道場など、実はマニアックな「聖地」が結集しているのです。ここでは、わざわざ「巡礼」してほしいスポットを紹介します。
「鳥もと 本店」は、昭和27年から続く、荻窪を代表する元祖焼き鳥屋。かつては、警察や消防関係者の夜勤明けのために10時から営業していました。今でも昼過ぎには開店し、多くの人で賑わっています。荻窪駅の目の前にあった時代から変わらない昔ながらの焼き鳥屋ですが、実は、ここでしか味わえない北海道の旬の味覚もずらり。元トラック野郎だった大将が、地元北海道の各漁港のネットワークを駆使し、ほっけの刺身や鮭児(けいじ)が直送されるのです。冬のおすすめは、東京ではおそらくここだけのししゃも鍋。締めのおじやも美味です。
歩き疲れたら、人気漫画家たちによる壁面アートが楽しめる、スタイリッシュな「イナズマ カフェ」で一休みしましょう。『ドラえもん』の作画で知られるむぎわらしんたろう、『GTO』の藤沢とおる、『マスターキートン』の浦沢直樹、『ストップひばりくん』の江口寿史など、そうそうたる顔ぶれの原画を間近で鑑賞できます。イベントやプライベートで漫画家が集まった時に盛り上がって描いてくれることが多く、作品数はどんどん増えているそう。愛犬とともにお茶ができるドッグフレンドリー席もあります。
「手もみラーメン 十八番」は、春木屋、丸福など有名店ひしめく荻窪ラーメンの中でも根強いファンの多い、1966年創業の老舗店。なかでも、もともとまかないだったという「特製18番ラーメン」(850円)は、ここでしか食べられない独特の味と評判です。すっきりとしたしょうゆラーメンに、たっぷりの刻みニンニクで炒めた豚バラとネギをトッピングした、パンチの効いた一杯。ぜひ「半ギョーザ」(300円)とセットで味わってみてください。25時30分までオープンしているので、締めのラーメンを求めての行列が深夜まで絶えないことでも知られています。
その他の情報は「荻窪、ご近所ガイド(北口編)」で紹介しています。駅前だけではない荻窪北口の散策を楽しんでみてはいかがでしょう。
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明治学院大学 経済学部准教授