東京名物を味わうタイムアウト東京のオススメ

東京の街の“ローカルエキスパート”が、仕事の合間に一息つけるスポットやイベントを紹介します。

» 2018年10月16日 08時19分 公開

 江戸時代後期の文字焼きが語源とされる、東京名物のもんじゃ焼き。江戸の下町で進化を遂げ、明治の初めには現在の形が確立したといいます。1980年代に起ったもんじゃブームで、月島にはもんじゃストリートが登場し、今でも約75店が軒を連ねています。ここでは、正統派から進化系もんじゃまで、ぜひ訪ねてほしい店を厳選して紹介します。

60種類以上もあるもんじゃのラインアップ

 まず紹介するのは、可愛らしいおかめのロゴマークが迎えてくれる「おかめ 総本店」。月島に4店舗を構えるもんじゃ屋です。メニューを開けば、60種類以上もあるもんじゃのラインアップに驚くことでしょう。中でも人気が高いのは、韓国料理にも詳しい社長が考案した、イカとブタ、キャベツ、辛みそが入った、韓国風の味付けの「ジャンモンジャ」(1200円)。味が濃く、酒のつまみとしてもぴったりです。

土手は作らず、味付けはセルフサービス

浜作もんじゃ会館」は、町屋駅近くにあるもんじゃ焼き店。月島とはまた違う町屋もんじゃは、土手は作らず、味付けはセルフサービス。そして、安めの価格設定が特徴です。同店の最もシンプルなメニュー「もんじゃ」は、500円。人気メニューは、シイタケやイカ、タマゴなど、さまざまな具が入った『浜作もんじゃ』(900円)と、魚介のうま味が出た「切りイカもんじゃ」(630円)です。「餃子もんじゃ」や「グラタンもんじゃ」などの珍しいメニューも多くあるので、ぜひ試してみてください。

地域の人々から愛されている

 最後に紹介する「もんじゃ麦 本店」は、月島で35年以上営業しており、地域の人々から愛されているもんじゃ屋です。著名人も多く訪れており、店の壁にはサインがずらりと並んでいます。定番人気は、「明太もちチーズもんじゃ」(1450円)。少し変わった味を試したいなら、みそと麺が入った「みそラーメンもんじゃ」(1240円)がおすすめです。

 その他の詳しい情報は「東京、もんじゃ5選」で紹介しています。いろいろな店に足を運び、自分好みの味を見つけてみてはいかがでしょう。

著者プロフィール:タイムアウト東京 編集部

タイムアウト東京は、ロンドンを中心に、ニューヨーク、上海、クアラルンプール、テルアビブ、アムステルダム、シドニーなど、世界108都市39カ国に広がるメディア、タイムアウトの東京版です。「本当に素晴らしいものは、世界のどこであれ誰であれ感動を与えてくれる」という考えの下、日本の優れたヒト、モノ、コト、コンテンツ、サービスを英語・日本語のバイリンガルで発信しています。


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