東京の街の“ローカルエキスパート”が、仕事の合間に一息つけるスポットやイベントを紹介します。
これまでジンといえば、イギリスなど海外の銘柄がほとんどでしたが、近年、日本でもクラフトジンの新銘柄が続々と発売されています。ジンは、薬草成分であるジュニパーベリーを基本に、植物由来のハーブやスパイスを独自に調合した蒸留酒。日本で作られるクラフトジンは、茶やユズ、サンショウなど、和の素材を使った独特の味を楽しめるものが多いのも特徴です。ここでは、クラフトジンをおいしく飲めるバーを厳選して紹介します。
まず紹介するのは、「グッドミールズショップ 渋谷店」。なるべく体に良いものを、できるだけ手作りで提供することをコンセプトにしたレストランバーで、バターやマヨネーズも店で手作りをしています。アルコール類は、クラフトジンを豊富にそろえており、世界のクラフトジンを350種類以上、国産のクラフトジンを20種類以上そろえています。2階のショップでは、クラフトジンのボトル販売も行っています。
代々木上原駅からすぐ近くにある「バー チェルシー」は、国内外から厳選した約250種類以上のクラフトジンがそろうジンバー。ソウルシンガーのマスターが選曲するクラシックソウルミュージックが流れる、シックな空間が広がっています。バーテンダーのお任せを頼むのが、この店で一番おいしいジンと出会う近道。「森を感じたい」「華やかな気分になりたい」など、その時の気分を伝えて提供される1杯からは、ジンの奥深さを知ることができるでしょう。
最後は、神保町にある「カクテルワークス 神保町」を紹介します。ここは、サントリー主催のコンテスト「サントリーカクテルアワード」などで賞を受賞している宮澤英治が、オーナーを務めているクラフトジンバー。広々としたカウンターには、世界各国から集めた160種類以上のクラフトジンが並び、国産では、京都蒸留所の「季の美」や、辰巳蒸留所の「アルケミエ」など、25種類ほどがそろっています。ジンの香りと味わいをシンプルに楽しむのもいいですが、ぜひ味わってほしいのがカクテル(1400円〜)。抹茶にシナモンやアニスを入れ、チャイ風にアレンジした「季の美と抹茶のチャイラテ」(ホットとアイス有り)や、かんきつ系のフレッシュなフルーツを使ったカクテルなど、どれも美しく、美味なものばかりです。
その他の詳しい情報は「東京、国産クラフトジンが楽しめるバー」で紹介しています。さまざまな日本のクラフトジンを味わうべく、ぜひ足を運んでみてください。
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