東京の街の“ローカルエキスパート”が、仕事の合間に一息つけるスポットやイベントを紹介します。
新旧が混在する赤羽は、昭和の雰囲気が残る商店街や、新しいショッピングセンターなどがあり、生活に便利な街です。今回紹介するOK横丁は、赤羽の一番街を入って左手にある、100メートルほどの路地。名前の由来は「何でも飲み食いできる(OKな)横丁」という説もあります。ここでは、20年以上営業する老舗から、2017年12月にオープンしたばかりの新店まで、OK横丁でぜひ訪ねてほしい店を厳選して紹介します。
「ワニダ2」は、名物店主のワニダが経営するタイ料理バー。赤羽では11年、OK横丁に場所を移してからは3年目のバーです。清野とおるによる、赤羽の変わった名所を紹介する漫画「ウヒョッ! 東京都北区赤羽」で話題になり、ドラマ化もされたため、店主に一目会いたいと多くの客が訪れています。しかし、店には鍵が掛かっており、鋭いバウンサーでもあるワニダに認められなければ、いくら席に余裕があったとしても入店できません。常連客によると、「小窓からのぞくワニダの目をそらさないことがコツ」だそうです。バーということでフード類はつまみ程度ですが、味はどれも本格的。店主のお薦めメニューは、「タイカレー そうめん付き」(1000円)です。
OK横丁で20年間営むスナック「小樽」。小樽という店名は、店長の母が北海道の小樽出身であることから名付けられました。名前に引かれて訪れる、北海道出身の客も多いそうです。店に入れば、マスターと女性の店員が温かく迎えてくれ、家にいるような落ち着きを得られます。料理は全て自家製で、店主のお薦めは「飲茶明太」(650円)。同店は、1000円のチャージ制となっており、お通しも含まれています。
「vivo daily stand 赤羽店」は、2017年12月にOK横丁の奥地にオープンした、スタンディングのワインバー。5人も入れば満員になってしまうバーなのですが、そのスペックは驚くほど高いもの。フードは、店主お薦めの「キャロットラベ」(400円)をはじめ、チーズやパテなどの簡単なつまみ類から、鴨のスモークなどの肉を使ったものまで、常に10品以上をそろえます。週に2品替わるので、毎日でも通いたくなりますね。エスプレッソやカフェラテ、アフォガードなどのコーヒーメニューもあり、横丁で夜にコーヒーが飲める唯一の場所ともなっています。
その他の詳しい情報は「横丁を歩く:第1回 赤羽OK横丁」で紹介しています。OK横丁周辺には、明店街やシルクロードなどの商店街もあり、こちらも古くからの名店ぞろいです。赤羽は、飲み歩いて楽しみましょう。
タイムアウト東京は、ロンドンを中心に、ニューヨーク、上海、クアラルンプール、テルアビブ、アムステルダム、シドニーなど、世界108都市39カ国に広がるメディア、タイムアウトの東京版です。「本当に素晴らしいものは、世界のどこであれ誰であれ感動を与えてくれる」という考えの下、日本の優れたヒト、モノ、コト、コンテンツ、サービスを英語・日本語のバイリンガルで発信しています。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
「ITmedia エグゼクティブは、上場企業および上場相当企業の課長職以上を対象とした無料の会員制サービスを中心に、経営者やリーダー層向けにさまざまな情報を発信しています。
入会いただくとメールマガジンの購読、経営に役立つ旬なテーマで開催しているセミナー、勉強会にも参加いただけます。
ぜひこの機会にお申し込みください。
入会希望の方は必要事項を記入の上申請ください。審査の上登録させていただきます。
【入会条件】上場企業および上場相当企業の課長職以上
早稲田大学商学学術院教授
早稲田大学大学院国際情報通信研究科教授
株式会社CEAFOM 代表取締役社長
株式会社プロシード 代表取締役
明治学院大学 経済学部准教授