東京の街の“ローカルエキスパート”が、仕事の合間に一息つけるスポットやイベントを紹介します。
2025年10月も、東京には注目の新店が続々登場しています。銀座のTIFFANYビルにオープンした会員制ルーフトップや、南仏ニームの一つ星「Jerome Nutile」でフランス国家最優秀職人章(M.O.F.)シェフのもと研鑽(けんさん)を積んだ宗定和輝がシェフを務めるモダンビストロノミー「Sillage」といったラグジュアリーなものから、名古屋が誇る「台湾ラーメン」の超名店「矢場味仙 東京」などのカジュアルな名店まで幅広いです。話題の店をチェックして、秋もお出かけを楽しんでいきましょう。
「ティファニー銀座」が入居し、ティファニーブルーが美しい銀座の新しいランドマーク・クロサワビルのルーフトップに、会員制ラウンジ「GINZA SAPPHIRE LOUNGE(ギンザ サファイア ラウンジ)」がオープン。建築は青木淳、インテリアは谷山直義が手がけ、屋上ガーデンテラスやシガーデッキ、プライベートサロン、メンバーズラウンジなど、銀座の街並みを一望できる上質な空間で非日常の体験が楽しめます。通常は会員制ですが、オープン初年度は会員でなくてもダイニングバーの予約が可能です。
レストランは、パリの名店「L’Arceste」で、オープン後わずか5カ月でミシュランの星を獲得した佐藤健志がエグゼクティブシェフを務めます。世界各地の料理のエッセンスを取り入れた、大胆かつ繊細なフレンチフュージョン料理を提供。バーでは、ソムリエ監修のワインとカクテルが味わえます。
次に紹介するのは、1999年、名古屋に誕生した名店「台湾料理 矢場味仙」。トウガラシとニンニクが織り成すパンチのきいた味わいで知られる同店が、ついに東京に「矢場味仙 東京」として登場しました。
店内は名古屋にある本店同様、照明や内装に細やかにこだわり、台湾の市場を思わせる異国情緒あふれる雰囲気に包まれています。
料理は、本店で修行を積んだ職人が腕を振るい、メニューを忠実に再現。名物の「台湾ラーメン」や、粗めの刻みニンニクがゴロゴロ入った「ニンニク炒飯」は見逃せません。
前菜の定番「青菜炒め」は、特注の強火ガスコンロで一気に炒め上げ、香りとシャキシャキ感を引き出した一品。注文から数分で届くスピードメニューとしても人気です。コリコリとした食感がクセになる「小袋」と合わせて頼めば、宴の幕開けにぴったりでしょう。
フレンチ好きなら、白金高輪にオープンしたフレンチレストラン「Sillage(シヤージュ)」がおすすめです。「神戸北野ホテル」でクラシックフレンチを学び、南仏ニームの一つ「Jerome Nutile」でフランス国家最優秀職人章(M.O.F.)シェフのもと研鑽(けんさん)を積んだ宗定和輝がシェフを務めます。フランスの技法と日本の四季や素材への感性を融合させた料理を追求しました。
料理には発酵のアプローチを取り入れ、うまみや余韻を引き出しています。
シェフ宗定が地元・岡山の契約農家から取り寄せる無農薬野菜やエディブルフラワー、高知・宿毛から直送される鮮魚、さらにはホロホロ鳥や鴨などの上質な肉を使用。旬や産地の背景を大切にし、素材が最も輝く形を見極め、一皿ひと皿に仕立て上げました。
ランチ・ディナーともに、肩肘張らずに楽しめる価格帯で提供しており、気軽に本格フレンチを堪能できます。
「10月にオープンする見逃せないレストラン・バー3選」では、さらに店舗を紹介しています。是非チェックしてみてください。
タイムアウトは、1968年にロンドンで創刊され、現在は世界333都市59カ国、14言語で展開する国際的なシティガイドです。東京版「タイムアウト東京」は、日本のヒト・モノ・コトを独自の視点で取り上げ、日英バイリンガルで世界に魅力を発信。高いブランド力とグローバルネットワークを背景に、雑誌やウェブ、ガイドマップを展開。恵比寿には「タイムアウトカフェ&ダイナー」もオープンしています。
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