東京の街の“ローカルエキスパート”が、仕事の合間に一息つけるスポットやイベントを紹介します。東京の街の“ローカルエキスパート”が、仕事の合間に一息つけるスポットやイベントを紹介します。
東京の人気ギャラリーや美術館で開催するアート展を紹介します。今月も注目の展示が盛りだくさんです。
真に色彩豊かなジュエリーの傑作を創出したことによって、色彩を独自の芸術形式へと変容させた唯一のハイジュエラーといえる「ブルガリ」。その色彩を操る唯一無二の手腕に光を当てる展覧会「ブルガリ カレイドス 色彩・文化・技巧」が「国立新美術館」で開催されます。期間は2025年9月17日(水)〜12月15日(月)。
「ブルガリ・ヘリテージ・コレクション」と個人コレクションから選び抜かれた色彩のマスターピースというべき約350点のジュエリーは、メゾンの始まりから現在までを跡付けつつ、イタリアと日本の深いつながりを浮き彫りにします。宝石と貴金属を自在に操るメゾンの卓越した技量も堪能できるでしょう。
ハイジュエリー、コレクションのクリエーション、現代アート、アーカイブからの資料、そして没入型のインスタレーションが取り混ぜられた本展は、さまざまな創造性と心を揺さぶる体験が次々と現れる万華鏡のような展覧会です。国内におけるブルガリの展覧会としては10年ぶり、過去最大のスケールとなります。
次に紹介するのは、葛飾北斎の「HOKUSAI−ぜんぶ、北斎のしわざでした。展」。京橋の「クリエーティブ ミュージアム トーキョー(CREATIVE MUSEUM TOKYO)」で開催されます。期間は9月13日(土)〜11月30日(日)。
現代の漫画やアニメーションの表現の原点ともいえる作品に着目した新しい展示演出で、200年前の「北斎のしわざ」を体感できます。
本展では、質・量ともに世界一として知られる浦上コレクションの『北斎漫画』全15編をはじめ、多彩な読本(よみほん)の挿絵、大波で知られる『冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏』、自らを「画狂人」と称した晩年の傑作『富嶽百景』全3編・102図など、出展作品は総数300点を超えています。
また、北斎の最晩年80代前半に「毎日、新たに魔物を蹴散らす」ことを願い、日課として獅子や獅子舞などを描き続けたのが、200図以上残される『日新除魔図』。その存在をこれまで知られることがなかった16図が新たに発見され、斬新で魅力的な肉筆画が初公開されるそうです。
さらに、スペシャルコンテンツとして、日本屈指のアニメーターが、『踊独稽古』、『北斎漫画』から「雀踊り」と「武芸(棒術)」の3本をアニメーション化したものを特設ミニシアターで紹介します。
「東京都現代美術館」で開催中の「日常のコレオ」も見逃せません。アジアを中心に15を超える国と地域を拠点に活動するアーティストが一堂に会する国際展です。期間は11月24日(月・祝日)まで。各地の社会的、歴史的文脈を起点とした絵画・写真・インスタレーション・映像といった、現代美術の幅広い表現を紹介するだけでなく、参加と対話を伴うパフォーマンスやワークショップも数多く展開します。
国内で初めて発表される作家・作品も多数の本展。ジェンダー規範に基づく家庭から美術館のような制度的空間、ムンバイや沖縄などの都市空間に至るまで、異なる場所における人々の営みや身ぶりに着目し、変容をもたらす主体性の現れを探求しています。
また、美術館が位置する深川・木場を取り上げたパフォーマンスや、東京近郊の移民コミュニティーに関する参加型作品など、東京でのリサーチを元に制作された新作を多数発表。アーティストと鑑賞者がさまざまな形で集い、視点を共有しながら、それぞれの「日常」の域を問い直す契機を創出していきます。
「東京、9月から10月に行くべきアート展」では、さらにアート展示を紹介しています。是非チェックしてみてください。
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