東京の街の“ローカルエキスパート”が、仕事の合間に一息つけるスポットやイベントを紹介します。
外出するならトキメキや驚きがほしい……。そんな気分なら、異次元への扉を開いてしまうというのもいいかもしれません。ここでは不思議な世界にいざなってくれる、変わった入り口の店を紹介します。外観はタバコ屋だが実はカレー店、押せない自動販売機、謎を解かないと入れないバーなど。
ただ「入り口が変わっている」というだけではなく、勇気を出して扉を開ければ、どの店も味や内容も素晴らしい人気店であることが判明しました。トキメキ体験を是非味わってみてください。
渋谷百軒店商店街にある、外観はタバコ屋ですが、実はカレー店の「フラヌール」。もともとはタバコなどを販売する商店として営業していたのですが、1990年からカレー屋に転身しました。看板メニューは「ステーキカレー」(1650円、以下全て税込み)。120グラムのステーキが乗った、食べ応えのある逸品です。ちなみに、ランチタイムには1400円と少しお得に食べられるのでおすすめ。
カレー以外にも、「生姜焼き丼」や「ピラフ」などのメニューもあります。
次に紹介するのは、恵比寿駅から徒歩5分ほどの場所にある小さなコーヒースタンド「ジャナイ コーヒー」。しかし本当の正体は、隠された謎を解かないと入れないという不思議なバーです。禁酒法時代のアメリカで「酒をひそかに楽しむ場所」として生まれた「スピークイージー」の文化に影響を受け、コーヒースタンドとバーという2つの顔を持つ店として開業しました。
バー初心者でも気軽に楽しめるように、内装はゆったりとした空間を演出。カウンターだけでなく、広めのソファーなどさまざまな席が用意されているのがうれしいです。ドリンクもバリエーション豊か。「オトナコーヒーギュウニュウ」「コーヒーレモンサワー」など、コーヒーを生かした珍しいメニューを提供しています。
入店する方法は、謎を解くのみ。公式ウェブサイトにヒントがあるかもしれません。
ハンバーガー好きなら「ザ ゴッド ダイナー」もおすすめです。上野駅から徒歩4分。系列店「もつ焼 煮込み ヤリキ 上野支店」の2階に位置しています。
入り口には、思わずスルーしてしまいそうな自販機のような扉。開けて階段を上ると、店内は洋画のポスターやブリキ看板、緑の壁にピンクの天井などアメリカン満載の空間が広がっています。
おすすめは「プルドポークバーガー」(2110円)。つなぎなしの100%ビーフのパティに、プルドポーク、コールスローが乗った一品です。甘辛くて少しエスニックな味わいがクセになります。
ドリンクも充実しており、アメリカンビールを代表する銘柄の一つ「パブストブルーリボン」などのアルコール類や、シェイクも取り揃えています。ランチとディナーでメニューが異なるので、フードとドリンクのさまざまな組み合わせを楽しんでみてください。
「東京、隠れ家過ぎる店8選」では、さらに店舗を紹介しています。是非チェックしてみてください。
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