東京の街の“ローカルエキスパート”が、仕事の合間に一息つけるスポットやイベントを紹介します。
王道の国民食である、「カレー」と「ラーメン」。今回はその二大国民食を融合した「カレーラーメン」を特集しています。
「カレーうどん」や「カレー南蛮そば」はうどん屋と蕎麦屋の定番ですが、「カレーラーメン」を提供している店はまだそれほど多くはありません。ここでは都内にあるおいしいカレーラーメンを厳選してご紹介します。
数少ないカレーラーメン専門店から、カレー屋が提供するスパイシーな一杯、タイ料理屋の絶品チキンラーメン、カレーとラーメンをそのまま融合した町中華スタイルのカレーラーメンまで、「自分なりの定番」となるカレーラーメンを見つけてみてください。
都営三田線西高島平駅の住宅街にある地元で人気のカレー専門店「ブラウンオニオンカレーファクトリー」。ここで注目したいのは、毎月第1日曜日に「カレーラーメンの日」として提供する、オリジナルのカレーラーメンです。
日々進化しているというその味わいが話題を呼び、毎月この日は大行列。カレー屋だからこそできるスパイシーでコクのあるスープに、もっちり麺が抜群にハマっています。ホロホロチャーシューに、鶏ムネ肉、目玉焼き、たっぷりのりパクチー、トマト、ピーマンなど具材もふんだんに使われており、華やかです。「味変」用のレモンで、さらに味が引き締まります。わざわざこの日を狙って来店したいボリューミーな一杯です。
ほかの日でも、基本のカレー、特製キーマ、野菜の付け合わせのオリジナルスタイルにミルクスープやコリアンダー、レモンの酸味などを自分の好みの味で楽しめます。
次に紹介するのは、浅草橋駅前すぐにある本格的なタイレストラン「スマイルタイランド」。本場の食材と料理人が手がけるカジュアルな1軒です。カレーメニューのほか、ごはんものや麺料理などメニューは幅広く用意されています。
タイ北部のチェンマイの名物料理でもある同店の人気メニュー「カオソーイ・ガイ」(1080円)は、日本で言うチキンカレーラーメン。ココナツミルクがたっぷり入ったカレースープは、一口すすると優しく深い甘みが口内に広がります。麺はもちもちの玉子麺で、トッピングにはパリパリの揚げ麺が乗っています。とろけるように柔らかい鶏肉のほか、アクセントになっているタマネギもたまりません。辛くないカレーラーメンということもあり、思わずスープまで飲み干してしまうでしょう。
昔懐かしいカレーが好きなら、「中華料理 味の大元」がおすすめです。品川駅東口から徒歩1分の場所にある町中華。周辺の再開発が進む中で奇跡的に残っている昔ながらの軒先が、えも言われぬレトロ感を醸し出しています。
看板メニューの一つである「カレーラーメン」(800円)は、「醤油ラーメンにカレールーをかけました」というオールドスクールなカレーラーメン。上にかけられたカレーは王道の小麦粉系カレーですが、食べ進めるとラーメンのスープと絶妙に混ざり合い、カレー南蛮のようなおいしさに変化していきます。麺はモチモチで滑らかな中太のストレート麺で、引き締まった食感がちょうどよいです。
都会のオアシスとしてほっこりできる1軒で、長年愛されてきた至福の一杯を堪能しましょう。
「東京、カレーラーメン11選」では、さらにラーメン店を紹介しています。是非チェックしてみてください。
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