ITやバイオなど理系分野の人材育成を図るため、日立と中国の清華大学が共同でプログラムを立ち上げる。
日立製作所と中国の理系トップクラスである清華大学は5月16日、理工学の人材育成に取り組むことを目的としたプログラム「清華大・情報大講堂――日立レクチャシリーズ――」を実施すると発表した。
同プログラムは、IT、バイオ技術、ナノ技術の分野に関する講義を提供する。2008年は5月〜12月の期間で8回開催する。清華大学の学生のほか、北京市内の他大学や研究機関の関係者など約100名が参加できる。
講師は、日立のフェロー*1や、清華大学の情報科学技術学院に来訪する著名な学者などが担当する。第1回は、半導体記憶素子の1つであるDRAM(Dynamic Random Access Memory)の基本特許を持つ日立の伊藤清男氏と、光通信分野を専門とする清華大学の范崇澄氏が講演する。
両者は、2001年に共同実験室を開設するなど従来から協力関係にあった。2006年には組織的な連携協定を結び、次世代情報通信に関する技術開発や、デジタル放送網を活用した通信制御技術の開発などを共同で進めてきた。
世界の科学技術の発展に貢献した日立の研究者に与えられる最上位の役員待遇職位
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早稲田大学商学学術院教授
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明治学院大学 経済学部准教授