ニュース
» 2008年10月21日 07時30分 公開

ITmedia エグゼクティブセミナーリポート:成功企業に学ぶ、“変化”への対応の鍵は「プロセス/フロー」の視点にあり (2/2)

[岡崎勝己,ITmedia]
前のページへ 1|2       

「プロセス」と「フロー」の双方をカバー

 経営環境の変化に対応するためのツールは多岐にわたるが、西脇氏が特にその必要を訴えたのがBPMにまつわるものだ。西脇氏によると、BPMのためのツールは2種類に大別される。部門間をつなげるビジネスプロセスの支援を目的としたものと、個々の社員のやりとりに深く依存するビジネスプロセスを支援するものである。

 日本オラクルが提供するOracle BPEL PMは、前者に位置付けられる製品だ。同製品はWebサービスのビジネスプロセスを記述する実質的な標準言語のBPEL4WS 1.1に完全準拠。Oracle JDeveloperが無償提供されるなどBPELプロセスの設計にあたっての高い操作性を誇るほか、BPELコンソールによる運用管理を実現することでSOA(Service Oriented Architecture:サービス指向アーキテクチャ)のライフサイクル全般をサポートするといった特徴を備える。

 一方、後者の製品といえるのが、ビジネスプロセスの最適化を継続的に図るための包括的なコンポーネント群である「Oracle BPM Studio」だ。同製品は組織や役割、作業を承認するユーザーなどさまざまな観点から組織のモデリングを実現。ビジネスユーザー向けと技術者向けの双方のインタフェースが用意されるなど、共同で最適化の作業にあたれるよう工夫が凝らされている。

 西脇氏によると、変化への対応のためにシステムを絶えず見直す作業がもはや欠かせなくなっているようだ。

 「理想とされるプロセスやフローは時代に伴い変わり続ける。そのため、一度仕組みを見直したとしても、イベントデータを収集・分析するための『Oracle Business Activity Monitoring』などのツールで自社の状況を絶えず監視し続けることが不可欠。こうした取り組みがあってこそ、さらなる成長につながる効率的なIT投資が可能になるのだ」

前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ITmedia エグゼクティブのご案内

「ITmedia エグゼクティブは、上場企業および上場相当企業の課長職以上を対象とした無料の会員制サービスを中心に、経営者やリーダー層向けにさまざまな情報を発信しています。
入会いただくとメールマガジンの購読、経営に役立つ旬なテーマで開催しているセミナー、勉強会にも参加いただけます。
ぜひこの機会にお申し込みください。
入会希望の方は必要事項を記入の上申請ください。審査の上登録させていただきます。
【入会条件】上場企業および上場相当企業の課長職以上

アドバイザリーボード

早稲田大学商学学術院教授

根来龍之

早稲田大学大学院国際情報通信研究科教授

小尾敏夫

株式会社CEAFOM 代表取締役社長

郡山史郎

株式会社プロシード 代表取締役

西野弘

明治学院大学 経済学部准教授

森田正隆