「自力で稼ぐ力」さえ身に付ければ、何が起きても路頭に迷うことない。そのための小さな一歩を踏み出そう。
この記事は「経営者JP」の企画協力を受けております。
「会社に雇われて生きる」
そんな生き方がリスクになりました。月々の給料に依存している状況は「給料という生命線を絶たれたらオシマイ」を意味します。
そして、ほとんどのサラリーマンが「すべてを失ってもおかしくない状況」におかれています。「今の職場や働き方」を当然と思うべきではありません。
すでに、感じているでしょうが「雇われて働く」という仕事形態は、制度疲労を起こしています。会社という制度が、時代にそぐわなくなりつつあるからです。
すでに、感じているでしょうが「雇われて働く」という仕事形態は、制度疲労を起こしています。会社という制度が、時代にそぐわなくなりつつあるからです。
もともと、会社とは、大資本を投入してたくさんの従業員を一カ所に集め、たくさんのモノをつくって生産性を上げるシステムでした。しかし、モノが行き渡り、大量生産でモノを作る意味は失われました。今、ビジネスは、頭の中身を「価値」に換えて利益を生み出す時代です。
そういう仕事は、大人数が一カ所に集まらなくても、ひとりひとりが、ネットでつながっていれば成立します。その証拠に、最近の職場では、誰もが整然とパソコンに向かって仕事をしています。電話も鳴りませんし、来客も少なくなりました。これなら、どこにいても、パソコンさえ開けば仕事ができます。
「わざわざ「会社に行く」必要などない」と考えた人も少なくないのではないでしょうか?
終身雇用が崩壊した今、会社に属していれば安泰ではありません。昇進ポストは、限られたエリートにしか与えられません。実際、大半のサラリーマンの給料は、年々下がり続けています。
もちろん、会社が突然なくなるわけではありません。新陳代謝や世代交代は必要ですので、新卒の採用もしばらくは続くと思います。しかし、いつまでもそこに居座り続けることは困難です。
こうなると、会社とは、社会人としてのたしなみや、ビジネスの基本を学び、誰もがいずれ卒業するビジネススクールのような存在になるかもしれません。
もちろん、もはや会社には、利益を生まない人に給料を払い続ける余力は残っていません。出世コースからはずれた人は、ひとたび経営が悪化すれば即リストラ対象になります。
それでも、われわれは生きていかねばなりません。だから、これまでの「働き方」を見直して、会社に依存せずに生活を維持する道を探すべきです。今から「辞めて生きる道」を模索しておくべきです。
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早稲田大学商学学術院教授
早稲田大学大学院国際情報通信研究科教授
株式会社CEAFOM 代表取締役社長
株式会社プロシード 代表取締役
明治学院大学 経済学部准教授