しばらく野菜を食べないと体がほしがることがある。野菜を体の状態に合わせて色で選んでみる。野菜から目的に合ったフィトケミカルを取れば軽い病気なら医薬品に頼らなくても回復するという。
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わたしは今までに大物政治家、建築業界でNo.1の不動産会長をはじめ、1部上場企業社長や年収2000万以上の患者をたくさんみてきました。本当に一流の人は健康管理も仕事の一環として普通に勉強しています。
この一流の人たちは、20代までは趣味とビジネススキルを学ぶのに多くの時間を割いていますが、35歳を越えてから年齢を重ねるごとに健康について考える比率が高くなります。そのきっかけは突如病気になり働けなくなったときの不安感を体験したり、将来のビジョンを達成するには健康でなくてはいけないと気付いたりしたことです。しかし、こうした一流の人が引退まで健康でいられるかというと話は別です。この分かれ道は、正しい健康情報を手に入れ実践できたかどうかがポイントとなります。
昨今、サプリメントをはじめとする補完代替医療が乱立しています。その中で何が本当にいいのか分からなくなっており、体に良いと言われていたものが数年後には悪いと言われる時代です。自分の体は自分で管理する時代だからこそ、健康について確かな情報と幅広い知識を身につける事が重要です。
免疫力を高める方法は、学問的には確立していません。しかし経験的に、「フィトケミカル」(植物由来の化合物)が免疫力を高めることが分かっています。では、このフィトケミカルとは一体何でしょうか。初めてこの言葉を聞く人が多いと思いますが、実はとても身近なものなのです。それは植物からのみ得られる重要な物質であり、例えば、赤ワインのポリフェノールや緑茶のカテキンなどが当たります。
植物は「光合成」という過程を必ず行います。この際、水と二酸化炭素を原料に、水と酸素のほか、タンパク質、脂質、炭水化物の三大栄養素、これにビタミン、ミネラルを加えた五大栄養素を産出します。しかしこれとは別に、健康の源であるフィトケミカルを植物は作り出しているのです。これを摂取するのとしないのとでは長い目で見たら人生を大きく左右します。
医学の歴史は、薬草を医療に活用したことから始まっています。今でも発展途上国の7割以上の人々が薬草を使っているのが現状です。病気に対する有効成分がフィトケミカルですが、日本をはじめとする先進国では化学合成された医薬品に頼り過ぎ、残念ながら自然医療を過小評価しています。今も昔もフィトケミカルと人間の健康は切っても切れない関係にあります。普段、わたしたちは何気なく野菜を食べていますが、実はフィトケミカルを食べているのです。野菜を食べないと体調が優れないということを本能的に知っています。しかし、野菜は無意識に食べるのではなく、意識して目的に合った野菜を摂取した場合、軽い病気であれば医薬品に頼らなくても回復することが多々あります。
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早稲田大学商学学術院教授
早稲田大学大学院国際情報通信研究科教授
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明治学院大学 経済学部准教授