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» 2021年09月16日 07時05分 公開

結果を出す人はスケジュールに予定ではなく「〇〇」を書くビジネス著者が語る、リーダーの仕事術(2/2 ページ)

[野呂エイシロウ,ITmedia]
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モチベーションに頼ってはいけない

 やろうと思ったけど、やる気が起きなかった。やる気さえあれば、きっとできたのに。

 何かを実行したい、しなければならないとき、こんなふうに思う瞬間がありませんか? でもそれは大きな間違いです。

 モチベーションをあげなればできないことは、長続きしません。やる気という存在は幻想です。「やる気が出ない」というのは、「やりたくない」「やらなくても問題ない」ことを言い換えているにすぎません。

 やる気を出そうとすることよりも、やる気にかかわらず普通にできる習慣を増やすことのほうが、よほど大事です。最初は努力が必要ですが、モチベーションをあげて努力をするのは21日間。ここを乗り切れば習慣になります。僕のゴルフの練習も130日を超えてすでに習慣化しました。今ではモチベーションなど不要です。

 習慣化するためには、とにかく可視化することです。

 僕はスケジュールとは別に、毎日やることのリストを細かくExcelで作っています。朝であれば、歯を磨く、鼻うがいをする、鼻毛を切る、ひげをそる、シャワーを浴びるなど、全てです。わざわざ書かなくてもできる、などと油断をしてはいけません。細かいことほど、うっかり忘れますし、「今日くらい、いいか」とサボってしまうもの。

 やっておけばよかった」ということはゼロにしなければなりません。だから習慣になるまで書き続けるのです。

スケジュールは人生を変える最強の武器

 僕にとってスケジュールは、ただ予定を管理するためのものではありません。自分の未来の生き方を考えるためのツールです。

 何のために仕事をするのか? 何のためにこの作業をしているのか? 何のために生きているのか? きっとあなたのさまざまな予定にも、目標や目的があるはずです。それを常に可視化して、意識するためにスケジュールを活用するのです。

 未来を考えずに生きると人生はつまらないものになります。

 僕は今、懸命にゴルフの練習をしていますが、スポーツもなんとなくやっているだけでは面白くありません。うまくなって勝つ、記録を伸ばすという未来を考えるから打ち込めるのです。

 仕事もまったく同じだと思います。

 あなたもぜひ、スケジュールを見直してみてください。「13時、定例会議」なんて書いてありませんか? 「この商談で1億円獲得する!」「この会議でやりたい企画を通す!」。そんなふうに未来志向で仕事をすると、無駄な時間がなくなります。その積み重ねが夢への一歩。スケジュールは夢をかなえるまでの階段です。

著者プロフィール:野呂 エイシロウ

1967年愛知県生まれ。小学4年生より放送部。中学生の頃より朝までラジオを聴いていたため、高校受験・大学受験を失敗。愛知工業大学で、コンピューターと出逢う。大学時代、雑誌「DIME」で見つけた募集広告に応募し、三菱電機の学生起業に参画。初の学生向け家電、初の学生クレジットカードの企画立案・マーケティングを行う。その後、「元気が出るテレビ・作家予備校」にて放送作家に。「鉄腕!DASH!!」「特命リサーチ200X」「ビートたけしの奇跡体験アンビリバボー」などの構成作家に。自動車の番組がきっかけで自動車会社のマーケティング担当と出逢い、戦略的PRコンサルタントへ。「婚活ブーム」「グルーポンブーム」「フラッシュマーケティング」「ふるさと納税ブーム」などに携わる。

現在までに140社のコンサルタントを行う。常に20社ほどと契約。ブームを作りそれを定着し、企業や消費者に利益を生むのが役割。ミッションは、「企画と言葉の力で世の中を面白くすること」。毎日、10近い会議に参加。

『心をつかむ話し方 無敵の法則』(アスコム)など著書多数。


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