東京の街の“ローカルエキスパート”が、仕事の合間に一息つけるスポットやイベントを紹介します。
新しい年を迎え、月曜日から仕事始めという方も多いでしょうか。今年も、皆さまのお役に立つような注目のスポットやイベントなど、さまざまなお出かけ情報を届けたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。さて、2013年、タイムアウト東京が最初にオススメしたいのは、寒い冬に恋しくなる甘味の定番、おしるこです。東京では、ぜんざいに比べて水分量の多いものを指すのが一般的ですね。
まずは皆さまが足を運ぶことも多いでしょう、銀座にありますヴェニュー、「銀座鹿野子本店 和喫茶室」を紹介します。こちらは、小豆やうぐいす豆で餡玉を包んだ和菓子「かのこ」の専門店。2階の喫茶室からは、銀座のシンボルともいえる、三越の時計台を臨むことができます。ここで味わってほしいのは「栗しるこ」。北海道産小豆を使ったつぶし餡の汁に、焼き餅と焼き栗がふたつずつトッピングされており、椀の蓋を開けると同時に、外はカリッと、中は柔らかく焼きあげた餅と和栗の香ばしい匂いが漂います。汁は小豆本来の風味を生かした味付けで、小腹を満たすのに最適なほどよい甘さ。トッピングの栗は「かのこ」にも使われる和栗で、天然の風味と濃密な甘みがあり、スイートポテトのような味わいが楽しめます。
続いては、外苑前駅3番出口のほど近く「珈琲とおしるこ」と書かれた看板を掲げる昭和テイストの喫茶店「川志満」を紹介します。「あんトースト」「小倉トースト」といったあんこ好きには夢のごときラインアップもそろえる店のおしるこは、こし餡の「ごぜん」と、つぶし餡の「田舎」という王道の2種が用意されています。しっかり甘いがしつこさはなく、一口食べれば 「ほっ」と溜息がでるような、素朴で家庭的な味わいが楽しめます。
タイムアウトバジェット:「銀座鹿野子本店 和喫茶室」の栗しるこ1280円、「川志満」の田舎550円
上記以外にも、黒蜜や胡桃などを使った個性派しるこなど、まだまだ色々あります。ぜひ、「東京、おしるこ10選」をチェックしてください。トッピングや塩分と糖分のバランス、餡の濾し方など、味はその店によって千差万別。単純なようでいて、実はとても奥深いおしるこの世界をお楽しみください。
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早稲田大学商学学術院教授
早稲田大学大学院国際情報通信研究科教授
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明治学院大学 経済学部准教授