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» 2019年07月18日 07時14分 公開

ビジネス著者が語る、リーダーの仕事術:仕事のパフォーマンスがあがる「最強の座り方」 (2/2)

[仲野孝明,ITmedia]
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仕事のパフォーマンスがあがる「最強の座り方」

 ずっと正しい姿勢で座っていると、「逆に疲れる……」という人がいます。これは、お腹まわりの「体幹」が弱くなっている証拠。最初はキツくても、続けるうちに体幹が鍛えられてラクになっていきます。

 そうは言っても、ダレてしまうときはダレてしまいますよね。

 そこでおすすめなのが「背伸び」。ちょっと疲れたな、姿勢が崩れてきたなと感じたら背伸びをしましょう。体が自然と正しい位置に収まります。

背伸びストレッチのやり方

1、脚を肩幅に開いて、両手を胸の前で組む。手の甲を見ながら、手と顔を真上に上げる。

2、顔を正面に戻して、体を上下に引き伸ばす。両手を左右から大きく下ろす。

 椅子に座りながらでもOKです。小まめに背伸びをしながら、正しい姿勢で座る時間を徐々に長くしていきましょう。

背伸びストレッチのやり方

「座り過ぎ」が寿命を縮める

 最近ではこんな研究結果が出ています。

  • 1日11時間以上座る人は4時間未満の人と比べて死亡リスクが40%アップ

※豪シドニー大学による2012年の調査結果

  • 1日9時間以上座っている成人は、7時間未満と比べて糖尿病をわずらう可能性が2.5倍高くなる

※明治安田厚生事業団体力医学研究所による2018年の調査結果

 この他にも肥満や脳血管疾患、認知症、抑うつなど、座り過ぎはありとあらゆるリスクを伴うことが分かっています。ですので、立って作業をする時間を意識的に増やすことをおすすめします。

立ち仕事に向く作業は

  • メールなどの処理作業
  • 報告や連絡など、事務的なミーティング
  • 資料を読む
  • 新しいアイデアを出す

座り仕事に向く作業は

  • 企画を作成する
  • じっくり考える

 こんなふうに「座る」と「立つ」を使い分けていくと、座り過ぎを防げます。また、高さを調節できる昇降デスクは、レバー一つで高さを変えられるので、場所を移動せずに済みます。立つと血流がアップして一気に仕事のエンジンがかかりますよ。

 「仕事=座ってするもの」という概念を一度、捨ててみましょう。

著者プロフィール:仲野孝明(なかの たかあき)

姿勢治療家(R)。仲野整體東京青山院長。柔道整復師。柔道整復師認定スポーツトレーナー。介護予防運動指導員。

1973年三重県生まれ。大正15年創業、のべ180万人以上の患者数と、合わせて3度の褒章受賞・綬章受勲を誇る仲野整體の4代目。自身もこれまで0歳から108歳まで、のべ18万人以上の患者を治療する。2008年仲野整體東京青山を開院。“人間本来の正しい体の使い方”から治療することで、全く運動をしてこなかった女性が、3カ月後にフルマラソンを完走するなど、人生が変わる患者が続出。現在国内外から多くの人が訪れ、予約のとれない治療院となっている。

治療の経験を自身のスポーツにも応用し、鉄人レース完走や世界一過酷といわれるサハラ砂漠マラソン250キロ完走など、姿勢の可能性を探究。モットーは「姿勢が変わると、人生が変わる」で、姿勢から生産性を高める、健康経営法人向けセミナーやラジオ番組など啓蒙活動も話題となり、メディアでも多数紹介され注目されている。

著書に『一生「疲れない」姿勢のつくり方』(実業之日本社)、『長く健康でいたければ、「背伸び」をしなさい』(サンマーク出版)などがある。


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