東京の街の“ローカルエキスパート”が、仕事の合間に一息つけるスポットやイベントを紹介します。
タイムアウトでは毎年、世界の2万7000人以上の都市生活者に「食」や「文化」「住みやすさ」「幸福度」などについてアンケート形式で調査しています。
過去2年間は、パンデミックを通じていかに団結し、ロックダウン中の生活を充実させてきたかについて焦点を当ててきましたが、2022年は、都市が観光や居住地として素晴らしい場所であることをさらに重視した結果になりました。
今年のトップに輝いたのは、活気あるナイトライフ、素晴らしいフード&ドリンク、豊富なアートやカルチャー、ミュージアムがある都市です。ここでは、ベスト3を紹介します。なお、東京は昨年の10位から順位を下げ、24位となりました。
スコットランドの首都・エジンバラが知られている理由はいくつかありますが、中でも特筆すべきは、この街が年間を通じて、徒歩で散策するのに最も美しい都市の一つだということです。
市内には訪れるべきランドマーク、建築、景色を楽しめるホットスポットが存在します。
常に進化するグルメシーンも、どの都市にも負けないぐらいに素晴らしい。リースにある新しいレストラン兼ワインバーにある「Eleanore」から、セントジェームズ・クォーターの「Bonnie&Wild’s Scottish」 のような先進的なバーやレストランのニューオープンが途切れません。
さらにエジンバラはコミュニティーの垣根を越えてアート、カルチャー、ナイトライフを通じた自己表現が奨励される、温かみに満ちた街です。進歩的で、どんなグループも永遠に歓迎してくれます(地元の人々の88%が、この街では「自分らしさを表現する」ことができると答えたのも不思議ではありません)。
今年の調査では、地元の人々の55%がシカゴには「回復力がある」と回答(全都市で4番目)がありました。2年にわたる規制を経て、市民はより強く団結し、このいとおしい中西部の大都市は、再び活気を取り戻しています。さらにシカゴは2022年、「世界で最も楽しい都市」に選ばれました。
この街では、世界一流のレストランで食事をしたり、歴史あるクラブで午前4時までパーティーができます。ミシガン湖畔での日光浴、有名な芸術作品の鑑賞、さまざまな地区の散歩も楽しめ、退屈することはありません。
2022年7月4日の独立記念日パレードの最中に銃乱射事件が発生してしまいましたが、シカゴであれば、苦難を切り抜けられると信じています。
「永遠の春の街」といわれることもあるメデジンの素晴らしさは、一年を通して気候が良いということだけではありません。コロンビアで唯一、地下鉄が走っている街でもあるのです。自分たちの街を熱烈に誇りに思うこの街のパイサたち(「コロンビア北西部出身の人々」の意)は、エネルギー、起業家精神、好奇心にあふれています。ゆえに、メデジンでは、良い友人を持つためのハードルは高くありません。
2022年の調査では、メデジンのナイトライフが世界一の評価を受けました。レゲトンのアーティストであるJ・バルヴィンやマルーマ・カロルGを輩出した都市のためそれほど驚くことではないかもしれません。「El Social」「Salon Amador」「Vintrash」など、70アベニュー沿いのバーでは、楽しいひとときを過ごすことができるはずです。
また、『2022年、世界のベストシティランキング』では、全53都市のランキングについて詳しく紹介しています。ぜひチェックしてください。
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明治学院大学 経済学部准教授