7月初め、ITmedia エグゼクティブの勉強会は、TONI&GUY 恵比寿の代表らを講師にお招きし、ヘアスタイルを取り上げた。読者モデルは、日本マイクロソフトの人気エバンジェリスト、西脇氏にお願いし、オーダーメードしたスーツのような効果を実感してもらった。
「見た目が9割」── 悲しいかな、人は見かけで判断されがちだ。そこで7月初めの勉強会は、「グローバル時代に求められるエグゼクティブの条件」をテーマに、TONI&GUY 恵比寿の代表らを講師としてお招きし、ヘアスタイルの大切さを学んだ。
わたしも5年ほど前、エグゼクティブを対象としたスタイリングに関するコーチングを試しに受けたことがある。自分では「まあ、いいんじゃないかな」と思っていた服装や着こなしが、イメージコンサルタントから次々と否定され、少しヘコんだ反面、いつもと違った意見を聞き、それまでは試すことのなかったスーツやネクタイとヘアスタイルで「変身」する楽しさも味わうことができた。
そして何よりも大きく得をしたのは、取材やミーティングなどで初めて会う人の反応がガラリと変わったことだ。
もちろん、ヘアスタイルは難しい。年齢を重ね、会社での責任が重くなるに従い、反比例するようにそれまでの「勢い」が失われていく。
「だからこそ、自分の持つ内面、つまりこれまで積み重ねたキャリアや知性を効果的に相手に伝える“外見力”が大切になってくる」と話すのは、TONI&GUY 恵比寿のトップスタイリスト、堀井茂樹氏だ。
同サロンの代表、河井一弘氏も「もっと日本のホワイトカラーにはお洒落になってほしい。それは自分をしっかりとマーケティングすることであり、そうすればビジネスでも有利に働くはず」と話す。
この日の読者モデルは、7月1日付で日本マイクロソフトの「業務執行役員」という正真正銘のエグゼクティブに昇進したばかりの西脇資哲氏にお願いし、実際にカットしながら、骨格や髪質に合わせたヘアスタイルの効果を感じてもらった。
日ごろ、マイクロソフトでは人気エバンジェリストとして活躍し、業務外でもプレゼンテーション講座で引っ張りだこの西脇氏も、「ここまでスッキリとシャープになるとは思わなかった」と、想像以上の変わりように満足した様子。
「オーダーメードしたスーツを身に着けると、自信や品格が引き出されるのと同じ効果がある。ぜひ、スーツのようにヘアスタイルもオーダーメードしてほしい」と堀井氏。
気持ちが若い人ほど、ヘアスタイルも学生時代のまま、あまり変えていないことが多いようですが、ぜひ、自分を高める武器としてオーダーメードしてみてはいかがだろうか。
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明治学院大学 経済学部准教授