東京の街の“ローカルエキスパート”が、仕事の合間に一息つけるスポットやイベントを紹介します。
東京はラーメンの激戦区です。定番といえば、塩、しょうゆ、みそ、豚骨の4種類ですが、実験的な味付けでその常識を覆そうとする料理人も増えてきています。
ここではタイムアウト東京英語編集部が選んだ、正統派ラーメンに引けを取らないモダンなラーメンを紹介します。リストを参考に、その進化と新たな可能性を感じる一杯を探してみてください。
2018年にオープンした「銀座 八五」は、ミシュランガイド東京に2年連続で一つ星として掲載された名店です。オーナーシェフの松村康史はフレンチシェフとしても活躍し、豊富な経験を持ちます。
透明感のある「中華そば」(1100円)の黄金色のスープは、軽やかでありながら深みのある味わい。名古屋コーチンやカモ、ホタテ、ドライトマトなどを煮込んだもので、たれを使わずに生ハムで風味付けをしています。
うまみが詰まったスープの味は、驚異的なおいしさです。 細麺の上に乗せられているのはメンマ、ネギ、チャーシュー。仕上げに、黒コショウがトッピングされています。 チャーシューも完璧で、とろけるような柔らかさです。
東京で食べる、最高の一杯となることは間違いないでしょう。
フレンチとラーメンの融合をテーマにしたラーメン店「海老丸らーめん」。店主を務めるのは、現役フレンチシェフでもあるMASA。フレンチ界で積んだ経験が、このぜいたくかつ大胆なラーメンを生み出すことにつながったそうです。
提供されるラーメンには、フレンチの高級食材であるオマールエビを使用しています。スープはフレンチビストロでも味わえるエビのビスクのような、濃厚でクリーミーな味わいです。
人気メニューの「丸ごと一匹オマール海老らーめん」(4950円)は、文字通りオマールエビを丸ごと1匹使用した豪華な一杯。チャーシューが2枚に燻製タマゴ、タマネギ、そしてサワークリームを塗ったバケットがトッピングされています。 サワークリームは途中からスープに加えることで、マイルドな味の変化が楽しめるでしょう。自家製ラー油と、オマール海老の相性も抜群です。
神田の路地裏にある「麺巧 潮」は、鶏白湯(パイタン)ラーメンで知られる人気店。同店で味わえるのは、カルボナーラをラーメンにしたような濃厚でクリーミーな一杯です。
「鷄白湯そば(白)」(890円)のトッピングは、アスパラの肉巻きやポーチドエッグ、フライドオニオン、ベーコンビッツなど。目を閉じれば、まるでスープをまとったカルボナーラを味わっているような錯覚になるはずです。
究極のぜいたくを堪能したいのなら、ガーリックバターをスープに追加してみてください。この上ない至福を感じられるでしょう。
「東京、モダンラーメン7選」では、さらに多くのモダンラーメンを紹介をしています。是非チェックしてください。
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早稲田大学商学学術院教授
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明治学院大学 経済学部准教授