東京の街の“ローカルエキスパート”が、仕事の合間に一息つけるスポットやイベントを紹介します。
近年、レトロカルチャーブームから、居酒屋は進化を遂げています。大衆酒場の懐かしい風情を残しつつ、モダンな雰囲気を醸し出す「ネオ居酒屋」が増えているのです。
ドリンクを引き立てるかわいい映えグラスやしゃれた内装、斬新なコンセプトがあり、女性や若者が気軽に入りやすく、おいしい食事やアルコールが楽しめるのが特徴。ここでは、そんな店を紹介します。
ランタン池尻大橋は、代々木上原で人気を博した居酒屋「ランタン」の2号店。イタリア料理店をリノベーションしたという店内は、大きなアーチ状の窓やアートが目を引く開放的な空間で、自然と人が集まる場となっています。
「老若男女がカジュアルに楽しめる場所を目指した」という同店の料理は、店内の雰囲気とは対照的に大衆居酒屋そのもの。大ぶりの鶏を2度揚げし、カリッとジューシーに仕上げた看板メニューの「ランタン名物! 鶏もものからあげ」は、癖になるおいしさで必食です。
ここでしか注文できない「青さ塩とペコリーノチーズのフライドポテト」も、コクのあるチーズとさっぱりとしたアオサがマッチしており、リピートしたくなる逸品です。ドリンクは、タバスコの風味がスパイシーな「チリトマトハイ」を合わせるのがおすすめ。
スタイリッシュな空間と、日本人の舌に合う居酒屋メニューの対比をぜひ楽しんでみてください。
北千住の元雀荘(じゃんそう)をモダンにリノベーションしたネオ居酒屋、ジャンソーアタル。
雀荘の看板(麻雀 登美)をそのままにしており、一見すると居酒屋には見えないでしょう。2階に上がって扉を開くと、アイランドキッチンやバーカウンターが広がります。バーカクテルの要素を加えた変わり種のサワーや、4種類の「焼きビーフン」など、ひねりがきいたメニューもユニーク。雀卓をイメージしたというエンターテインメントなテーブルに腰かけて味わえば、不思議と気持ちが盛り上がってくるでしょう。
不定休のため、訪れる際は公式Instagramをチェックしてください。
自然派ワインや和食に合う国産の樽(たる)生クラフトビールなど充実したドリンクが楽しめる、ニューマルコ(https://bit.ly/3yiGnKo)。フードには、オニオンフレークがアクセントの「トロ玉角煮ポテサラ」やサクッと揚げた「白子と南瓜の天ぷら」など、丁寧に作られたセンス抜群のメニューがそろいます。
締めに食べたいのは「イクラおにぎり」。シンプルなおにぎりにあふれるほどのイクラを乗っており、大満足の一品。盛り付けや使われている食器からも温もりを感じられるアットホームな居酒屋で、すてきな時間を過ごしましょう。
その他「東京、ネオ居酒屋14選」(https://bit.ly/3rxifQA)では、渋谷や中目黒、恵比寿など都内に続々と増え続けているお店を紹介しています。是非チェックしてください。
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明治学院大学 経済学部准教授