(1)まず、あなたの商品・サービスに関連する事で見込み客の役に立ちそうな専門知識を探すこと。例えば、高級土鍋を販売していたら、それを使った料理のレシピとか、なぜその土鍋は一般のものよりもおいしい料理ができるのかなど。それをリストアップして、コンテンツを作る。
(2)次にそのコンテンツに名前を付ける。このタイトルを付ける事は極めて重要なステップだ。本と同じで、人はコンテンツの中身をタイトルで判断する。例えば、さっきの例なら「彼氏を落とす8つのレシピ」など
(3)それをいろいろなメディアに出す。例えばYouTubeなど。もちろんビデオ以外でもかまわない。記事として情報を提供することもできるだろう。あるいは、それを広告に出してみよう。そのコンテンツ欲しさにたくさんの見込み客が集まるだろう。
(4)試食が終わったら、次にやるべきことは商品の販売だ。セールスをかける事になる。
この戦略のいい所は、売る時点で既に見込み客との良好な関係ができていること。あなたはうるさい営業マンではなく、価値ある情報の提供者になる。この方法はほとんどコストもかからないし、たいていの業種では使える。一つ壁があるとすれば、自分自身の商売に対する固定概念だけである。
インターネットマーケッター。ダイレクト株式会社出版代表取締役社長。株式会社ケネディコンサルティング代表取締役。76年生まれ。大阪大学物理学部宇宙地球学科卒。大学卒業後に起業して成功を収めた後、ダイレクトレスポンスマーケティングの世界的権威であるダン・ケネディにビジネスを学び、ダイレクト出版を設立。設立後たった3年で20億円以上の商品やソフトウェアを販売。現在では、読者累計21万4000人を誇るマーケティングメルマガ『ザ・レスポンス』、読者累計14万5千人の『デイリーインスピレーション』を毎日発行するほか、日本における唯一の代理人としてダン・ケネディ氏と提携し、「世界基準」のマーケティング知識の普及に努めている。他にもヤニクシルバー、マットフューリーなど世界のマーケッターから一目おかれている存在である。会員制有料ニュースレター『ザ・レスポンス ゴールド』の会員は今までで1万9千人を超える。今、日本で最も熱狂的に支持されているマーケッター。著書に『自分を不幸にしない13の習慣』(アスコム)
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