問屋街から「アートの街」へ：タイムアウト東京のオススメ

東京の街の“ローカルエキスパート”が、仕事の合間に一息つけるスポットやイベントを紹介します。

[東谷彰子（タイムアウト東京），ITmedia]

　馬喰町といえば、日本最大の問屋街として知られています。ですが、ここ最近では、空きビルや空き倉庫の跡地に現代アートのギャラリーや、感度の高いセレクト雑貨屋などが多く入居しはじめているのを知っていますか？ 昔ながらの問屋街としての顔に、「アートの街」としての顔が加わり注目を集めはじめています。ここでは、「素人お断り」の店が多い問屋街で数少ない小売り対応の店舗から、ランチが自慢のカフェ、昔懐かしい居酒屋まで、のんびり散歩しながら立ち寄りたい店を紹介します。

　まずは、大正15年創業の老舗「野島タオル」です。病院やホテル向けの業務用タオルから、人気の今治タオルといったギフト向け商品も扱っており、タオルソムリエの資格を持つスタッフがぴったりのアイテムを見つけてくれます。

　次に、会田誠や村上隆をはじめとする、日本を代表する作家の展示を精力的に行っていた大森の「レントゲン藝術研究所」が前身のギャラリー「ラディウム レントゲンヴェルケ」では、独自の審美眼で選び抜いた現代美術の世界に触れられます。

　最後に、紹介する「イズマイ」はブックストア兼カフェとして人気を集める馬喰町界隈の新顔スポットです。文庫本や絵本、料理本のセレクトもユニークで、併設のカフェではこうした本を片手にコーヒーと軽食を楽しめます。中でもあつあつ、サクサクのミートパイがおすすめです。

　この他にも、古きよき佇まいの上海料理店やセレクトにこだわった雑貨店など、馬喰町の街歩きがさらに楽しくなるショップをいろいろ紹介しています。どうぞご覧下さい。

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著者プロフィール：タイムアウト東京 コンテンツ・ディレクター 東谷彰子

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