猛暑は恐怖で吹き飛ばすタイムアウト東京のオススメ

東京の街の“ローカルエキスパート”が、仕事の合間に一息つけるスポットやイベントを紹介します。

» 2014年06月25日 08時00分 公開
[東谷彰子(タイムアウト東京),ITmedia]

 花火や海に出掛けるのもいいが、うだるような暑さを吹き飛ばすには、お化け屋敷という選択肢も忘れてはいけません。日本を代表するお化け屋敷プロデューサーが手掛けるお化け屋敷や、夏季限定で開催されるもの、なかには本当に怪奇現象が起こるという噂がある場所まで……。ウォークスルーやライド型などさまざまにありますが、ここでは大の大人も絶叫を免れられない、本気で怖いお化け屋敷を紹介します。

 まずは、お化け屋敷プロデューサー五味弘文さんによる、毎年恒例の「東京ドームシティ アトラクションズ」夏期限定お化け屋敷「恐怖のかくれんぼ屋敷」です。今年は「かくれんぼ」をテーマに、10年前から隠れたままのある男の子を見つけるというミッションが課せられます。友だちに見捨てられ、いまだに見つけてもらえない男の子が潜む屋敷で、恐怖を体験してみてはいかがでしょうか。今年は7月18日(金)〜9月15日(月)までの開催です。

 続いて、2012年に方南町の住宅街の一角に突如オープンしたお化け屋敷「方南町お化け屋敷オバケン 」による「オバケン SEASON3 Six Exits」を紹介します。2014年は開催場所が非公開で、 東京メトロ方南町駅の2番出口を出てすぐの場所にあるパニーニ店、デタトコでMAPを入手するところから始まります。6つの部屋をひとつずつ訪ねて行く、ミッションクリア型のお化け屋敷が体験でき、ゲームオーバーした場合は、リタイアロードにて強制退去させられるという徹底ぶり。スタッフによる手作りの外装から内装、仕掛けや音響はかなり怖いです。こちらは12月25日(木)までです。

 最後は、2011年3月にリニューアルオープンした、「浅草花やしき」のウォークスルー型のお化け屋敷「お化け屋敷〜桜の怨霊〜」。江戸時代に開園し、2013年に160周年を迎えた浅草花やしきの長い歴史の中で、密かに語り継がれる怪談のひとつ『桜の怨霊』の伝説をテーマにしています。至る所に人形が効果的に設置されているが、無数の古い日本人形が置かれた部屋は特に気味が悪いです…‥。ちなみに、演出だけではなく、同アトラクション内ではたびたび怪現象が起こるという噂も?!

 この他にも、「東京、お化け屋敷(2014)」では、都内各所のさまざまなお化け屋敷を紹介しています。恐怖に絶叫するのはもちろんですが、お化け屋敷職人達の細かな仕事を、眺めて歩くのもなかなか面白いですよ!

著者プロフィール:タイムアウト東京 コンテンツ・ディレクター 東谷彰子

タイムアウト東京は、ロンドンを中心に、ニューヨーク、上海、クアラルンプール、テルアビブ、アムステルダム、シドニーなど、世界35都市に広がるメディア、タイムアウトの東京版です。「本当に素晴らしいものは、世界のどこであれ誰であれ感動を与えてくれる」という考えのもと、日本の優れたヒト・モノ・コト・コンテンツ・サービスを英語・日本語のバイリンガルで発信しています。


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