東京の街の“ローカルエキスパート”が、仕事の合間に一息つけるスポットやイベントを紹介します。
東京に無数に存在する本屋ですが、最近では、多様化するニーズに合わせて、あらゆる題材を扱い、独自の進化を遂げているお店も増えてきています。アートに特化した独立系書店を目にする機会も増え、装丁や挿画など、デザインの視点からセレクトされた本の人気も高まっています。今回は、老舗の名店から分野に特化した個性派ショップまで、電子書籍化や活字離れが進行している今だからこそ知っておきたい、街の本屋を紹介します。
2014年春にオープンしたばかりのパリで人気のブックストア&ギャラリー「0fr.」の東京店。パリのオーナー、アレックスによりセレクトされた、レアなアート本や雑誌以外にも、ファッションアイテムや雑貨など、さまざまな商品が揃います。店内には、東京店のアートディレクターであるアーティストK-narfが手掛ける、ギャラリースペースがあり、国内外のアーティスト作品を展示。また元カフェスペースを生かした、カフェ兼バーもあるため、ゆっくりとアートの世界に浸ることができますよ。
高円寺のパル商店街から少し入ったところにある、古本屋「えほんやるすばん ばんするかいしゃ」は、絵本をメインに取り扱う、子どもから大人までが楽しむことができるお店です。絶版や品切れの和書のほか、ロシアやチェコをはじめとした、海外のタイトルが多数揃います。タチヤーナ・マーヴリナやイリヤ・カバコフといった名画家の知れれざる作品、原本ならではの魅力、斬新すぎる色使いやイラストなど、絵本ならではの世界を堪能してみてはいかがでしょうか。
サブカルチャーの交差点、中野ブロードウェイ内にある本屋「タコシェ」には、自主制作本をはじめ、ミニコミ、私家本、限定本など、一般流通しない出版物が所狭しと並んでいます。アーティストの展示会、関連グッズのフェア、作家による半日店長なども行う実験的なスペースで、その内容もかなりコア。新しい世界に出会いたいという人におすすめです。
この他にも、「東京、ローカル本屋 10選」では、独創性溢れるキュレーションが光る、足を運ぶ価値のある本屋を紹介しています。本に囲まれ、紙の暖かみを感じ、お気に入りの1冊を見つけてみてはいかがでしょうか。
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早稲田大学商学学術院教授
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明治学院大学 経済学部准教授