東京の街の“ローカルエキスパート”が、仕事の合間に一息つけるスポットやイベントを紹介します。
近年、東京でもビーガンレストランや、環境に配慮した食材を使用した店などが続々と登場し、サステナブルな食文化が構築されつつあります。東京駅の八重洲中央口に期間限定でオープンしたビート八重洲(Beeat!!八重洲)は、「食の未来につながるものがたりの発信」をコンセプトにしたフードコート。現在8台のフードトラックが出店しており、ビーガンメニューを含むサステナブルな料理を楽しめます。
アペタイザーには、アマン東京のバーニャカウダがおすすめです。旬の野菜や、八重洲近郊にある都市型の植物工場で栽培された京橋レタスをディップして味わえます。フードトラックのビーナスでは、フジッコの「ダイズライス」を使った「スリランカ風薬膳スープカレー」や「パエリア」などを提供しています。「ダイズライス」は大豆を主原料とした米状の食品で、米よりも高タンパク質かつ低糖質なことで注目されています。
その他ソフトドリンクやビール、カクテルなどの酒類を販売するドリンクトラック2台と、イタリアンスタイルのピザトラックも登場しています。完全なビーガンメニューを食べたい場合は、中国料理店の泰興楼へ行ってみましょう。大豆ミートを使ったジャージャー麺は絶品です。
また、ベジタリアンブッチャーの肉厚でジューシーな「プラントベースハンバーガー」で腹を満たした後は、植物油や動物由来の乳脂肪などを使用しないビーガンアイスクリームで締めくくるのもいいでしょう。センター内には座って食事を楽しめるテーブルや椅子、ベンチを設けたオープンスペースもあります。
ビート八重洲は、2022年3月末までの出店予定です。今後は、Brillia SHORTSHORTS THEATER ONLINEとの連携により、食をテーマとしたショートフィルムの上映や、映画に登場する料理を再現したメニューの提供なども行う予定です。
その他、「東京駅にサステナブルな食体験ができる野外フードコートが登場」では、さらに詳しい情報を紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
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明治学院大学 経済学部准教授