東京の街の“ローカルエキスパート”が、仕事の合間に一息つけるスポットやイベントを紹介します。
近年ますます注目を集める台湾グルメ。「レトロ」をテーマにした本場、台湾の軽食を提供する店が2021年6月17日(木)に新宿駅東口にプレオープンします。台中出身の店主、黄璽安(ホァン・ジアン)が祖父と祖母から受け継いだレシピのメニューは、台湾の街角で親しまれていた「あの頃」の味を再現。素材を十二分に生かしたデザートや飲み物は絶品です。料理は、現地の甘みが強くスパイスのきいたものを中心に取りそろえています。
店名の「合作社」とは、学校などにある「購買」の台湾における略称です。雑貨の販売や簡単な食事ができる施設で、休み時間には何かと連れ立っては立ち寄る、学生生活を通しての思い出の場所といわれています。
同店の料理は、ルーロー飯や台湾バーガー、豚エッグトーストなどの軽食から、豆花(ドウホウ)、パイナップル緑茶など、学生が休み時間や放課後に食べるような気軽に手早く味わえるものがそろいます。レトロ調の店内には7席分のカウンター席があり、イートインとテークアウトで利用可能です。
ここに来たらまず食べてほしいのは豆花(ドウホウ)。同店が力を入れているメニューのうちの一つで、「定番人気お祖父ちゃん秘伝豆花」「南方情熱フルーツ豆花」「タロもちもちもち豆花」「オリジナル豆花」の4種類から選べます。
なかでもおすすめは「定番人気お祖父ちゃん秘伝豆花」(594円)。豆花、白タピオカ、愛玉子(アイギョウチー)、かき氷などの具を、上品な砂糖ベースのシロップで絡めたもの。初めて食べたはずなのに、どこか懐かしさを感じる味わいです。店主の黄の祖父から継承した秘伝のレシピに基づいた味だそうです。同店では秘伝のメニューをほかにも提供しており、それは店内に掲げられたメニュー表に、親指を立てた「いいね」マークで表示されています。
台湾の朝を「つまんで」楽しみたいなら、「元気爆発豚エッグトースト」(528円)を試してみてください。秘密の香辛料で柔らかく煮込まれた豚肉と、とろける半熟の卵焼きが、スイートな台湾マヨネーズとともに、しっかりしたパンに挟まれています。一口食べれば、台湾を感じさせる甘辛くスパイシーな味わいにハマってしまうでしょう。
同店で忘れてはいけないのが、「割包」(グァバオ)と呼ばれる、豚の角煮を蒸しパンで挟んだ「自家製台湾バーガー」(550円)。じっくり味が染み込んだジューシーな角煮と白菜の漬物や、ピーナッツ、蒸しパンのハーモニーは食べ切ってしまうのがもったいなく感じてしまうでしょう。気に入ったならテークアウトで土産に買うのもおすすめです
グランドオープンは6月中旬を予定しています。詳しい日程は公式SNSなどでチェックしてください。プレオープン中は、メニュー表にある料理の一部がまだ用意できていない可能性があるので注意しましょう。それでも新宿で台湾の味を堪能したいときには、ぜひとも訪れたい名店に違いないでしょう。
その他、「台湾レトロな味を再現した軽食店、合作社が新宿にオープン」では、限定商品の「飛ぶぞ本場味ルーロー飯」や台湾を感じさせるユニークなドリンクを紹介しているので、ぜひチェックしてみでください。
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