364粒の米を積み上げる、実物大寿司プラモデルがマニアに人気タイムアウト東京のオススメ

東京の街の“ローカルエキスパート”が、仕事の合間に一息つけるスポットやイベントを紹介します。

» 2021年05月18日 07時08分 公開

 1分の1スケールの寿司のプラモデル「寿司プラモ 貴方にこれが握れるか!?」がモデラーの間で話題です。寿司を完成させるには、364パーツもの米粒を一つ一つ積み上げるという、ち密な作業が要求されます。熟練の寿司職人がふわっと握ったような握りに仕上げられるかどうかは作り手の腕次第。シンプルな作り方だからこそ、挑戦のしがいがあるとして技を競いたい猛者が殺到し、2021年4月23日の発売直後には500個以上を売り上げ、生産が追い付かない状況だといいます。

364パーツの米粒を一つ一つ積み上げる

 パッケージは寿司の折り詰めそのもの、しかも割り箸が付いています。種類はマグロとサーモンの2種類で、一貫各1430円。出来上がりは長さ8センチ、高さ2.5センチ、幅3センチの実寸大です。

 Yahoo! ニュースによれば、開発者は寿司1貫が約360粒という情報をネットで見て、10軒以上の寿司屋を実際に訪れたそうです。その際に米粒を実際に数え、最も多かった364粒を参考にしているといいます。しかし、どれくらいのボリュームをおいしそうと感じるかは人それぞれなので、シャリのパーツを何粒使用するかは自由に調整できます。

 発売元の秋東精工は、江戸川区にある1978年創業のプラモデル企画と製造を行う会社です。プラモデル金型を世界で初めて実現し、それぞれのパーツを手で簡単に外して、指でパーツを押し込むだけで圧着するような精密さを実現したことで知られています。現在は100分の1ミリ単位で細やかな調整ができる技術を誇っており、大手プラモデルメーカーからの発注も継続して受けている業界注目の企業です。

 このリアルな寿司プラモは「クレイジーなオトナのプラモデル」として、餃子のプラモデルに続いて発売されました。今後も信じられないほど細かく、リアルで、今まで以上にクレイジーなプラモデルを展開予定というので楽しみですね。

 その他、「364粒の米を積み上げる、実物大寿司プラモデルがマニアに人気」では、さらに詳しい情報を紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

著者プロフィール:タイムアウト東京 編集部

タイムアウト東京は、ロンドンを中心に、ニューヨーク、上海、クアラルンプール、テルアビブ、アムステルダム、シドニーなど、世界108都市39カ国に広がるメディア、タイムアウトの東京版です。「本当に素晴らしいものは、世界のどこであれ誰であれ感動を与えてくれる」という考えの下、日本の優れたヒト、モノ、コト、コンテンツ、サービスを英語・日本語のバイリンガルで発信しています。


関連キーワード

寿司 | プラモデル | 原寸大 | マニア | 挑戦


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ITmedia エグゼクティブのご案内

「ITmedia エグゼクティブは、上場企業および上場相当企業の課長職以上を対象とした無料の会員制サービスを中心に、経営者やリーダー層向けにさまざまな情報を発信しています。
入会いただくとメールマガジンの購読、経営に役立つ旬なテーマで開催しているセミナー、勉強会にも参加いただけます。
ぜひこの機会にお申し込みください。
入会希望の方は必要事項を記入の上申請ください。審査の上登録させていただきます。
【入会条件】上場企業および上場相当企業の課長職以上

アドバイザリーボード

根来龍之

早稲田大学商学学術院教授

根来龍之

小尾敏夫

早稲田大学大学院国際情報通信研究科教授

小尾敏夫

郡山史郎

株式会社CEAFOM 代表取締役社長

郡山史郎

西野弘

株式会社プロシード 代表取締役

西野弘

森田正隆

明治学院大学 経済学部准教授

森田正隆