東京の街の“ローカルエキスパート”が、仕事の合間に一息つけるスポットやイベントを紹介します。
街にはイルミネーションが輝き、心はなやぐホリデーシーズン。ここでは、2023年に東京で注目のクリスマスマーケットを紹介します。本場ドイツにいるような気分になれる祭典や、有名シェフの味が楽しめる飲食ブースなど、個性的なイベントがめじろ押しです。この時期にしか楽しめないフードやドリンクを片手にマーケットを巡りつつ、心温まる1日を過ごしましょう。
日本最大級のクリスマスマーケット「東京クリスマスマーケット」が明治神宮外苑で初開催。9回目を迎える今年は、飲食店25店舗、雑貨店30店舗が出店。グリューワインやドイツビール、欧風料理のほか、スイーツやエルツ地方・ザイフェン村の工房で作られた本格的なクリスマス雑貨などが楽しめます。
目玉となる高さ14メートルを誇るクリスマスピラミッドももちろん健在。クリスマスツリーの原型ともいわれており、世界最古のクリスマスマーケットが開催されたドイツ・ドレスデンの会場と、同会場の2カ所のみで設置されています。
飲食エリアではソーセージやプレッツェル、ビーフシチューなど体が温まるメニューを提供。また、日本が誇るパティシエの辻口博啓、鎧塚俊彦シェフ、土屋公二のブースも出店しています。
雑貨エリアには、テディベアのトップブランド「シュタイフ(Steiff)」が登場。クリスマス限定のオリジナルをはじめ、大人から子どもまで愛されているテディベアが店頭に並びます。楽団によるライブ演奏などもあり、まるでヨーロッパにいるようです。本場さながらのクリスマスを楽しんでみてはいかがでしょう。
「麻布台ヒルズ」で初となるクリスマスイベント「AZABUDAI HILLS CHRISTMAS MARKET 2023」も注目です。
トーマス・ヘザウィックが手がけた特徴的な大屋根「The Cloud」は、期間中、国際的建築設計集団であるOMAの重松象平がデザインする華やかな光のドレープをまとい、クリスマスの祝祭感を演出。高さ約12メートルのモミの木を使用したシンボルクリスマスツリーは、加藤久樹デザイン事務所が照明デザインを手がけ、2万球のLEDと5種類の光のオーナメントで装飾されました。
マーケット空間には、ドイツに本店を構えるクリスマス用品専門店「ケーテ・ウ ォルファルト」をはじめ、スノードームやアドベントカレンダー、オーナメントなどの雑貨を扱う物販店7店舗と飲食店10店舗が並んでいます。
過去最大規模で開催する「Christmas Market in 横浜赤レンガ倉庫」も見逃せないマーケットの一つ。まるで本場ドイツにいるような気分を味わえる飲食ブースや物販、キッチンカーを含めた約50店舗が集結しました。
会場内はヒュッテ(木の小屋)が軒を連ね、ドイツ料理やクリスマス雑貨など、ホリデーシーズンに気分が高まるヨーロッパのアイテムがずらりと並びます。
メイン会場には、時間によって色が変わる高さ約10メートルのクリスマスツリーのイルミネーションを展開。約50メートルの長さを誇るイルミネーションルーフも4年ぶりに復活し、イベント初の個室スペースを貸し切り利用できる「プレミアムラウンジ」も登場するので必見です。
本記事で紹介したマーケットは全て、2023年12月25日まで開催中。
「東京、クリスマスマーケット2023」では、さらに多くのマーケットを紹介しています。是非チェックしてください。
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明治学院大学 経済学部准教授